時間食いの敵は友

ゲーム好きな人とかでもそうだけど。
「時間がある」なら、遊ぼうよ。
と言われることがままある。

「ゲームするくらいなら、暇なんでしょ?」

……ん?

人生においての就活の時期が、年単位でずれこむと「時間がない」ことを理解されない。

就活の時間は、自分にとって将来への投資の時間。

どんな会社で、どんな雰囲気で、お金や休日などの数字は言うまでもなく、隈なくみたいところ。

会社の口コミだって、運が良ければネットで検索できる。

反対に、極めて小さなところは載る余地がないけれど、ブラックにもほどが過ぎる会社は、悪評がどんどんヒットする。

こういう地味な調べ物って、とっても時間がかかるし、際限がない。

どこまで調べるのか。

気の済むまでが正解。

調べずに、応募や面接に臨んでもいいけれど、何十年とそこにいることになるかもしれない場所なら、時間かけるよね。

でも、その割にスキマ時間に調べ物はできたりするし、自然とだらけてしまったりと自分との戦いでもあったりする。

そこに出てくるのは、友人という時間を食いつぶす敵。

悪意はない。

むしろ善意。

もしくは、わからないから。

「就活してるねん」
「あ、そうなんや。頑張ってー!今からご飯いこや」
「」

断り文句の今、こういうことをしている。
といっても、なんの効き目もない。

ゲーム好きな人の嘆きと通じるものがあるのだということは、最近知った。

「明日、なにやってんの?」
「家でゲーム」
「そうなんや。そしたら遊びに行こうや」
「」

ゲームを心から楽しみにしている人には、せっかくの休日を潰される羽目になる。

そこんとこを理解されないって辛いね。

別に理解されなくてもいいけど。
邪魔はしないでほしい。

これが、ひとり遊びが好きな人なら察してくれる。

これが、ひとりでいることに慣れていない人なら、完全にすれ違う。

「明日休み」という情報を得ると、だったら遊べるなと待機される友人がいると、いつまでも作業は進まない。

遊ぶのもそれなりに楽しければ、断りづらい。
遊んで、めんどうなことを言われると、なんで断らなかったのかと後悔する。

時期によってはね。
人といることが、負担になる人種もいるんだ。
それをわかってもらおうとすると「あなたが迷惑だ」と伝えるのも嫌になる。

なので、自分の情報開示せずに、ネットワーク上と心のひきこもりをはじめたり。

わかりあえないものなんです。

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