自分のことなんて一生分からない

他人からうつった自分

自分が思う自分

自分の中でしか知らない自分
 
いつだって自分の姿は鏡越しでしか見えないし、
この先、生きていても自分のことだけは一生ファインダー越しか画面越しでしか見ることができないと思っている。現実的に考えて。


付き合いの浅い人間から

『あなたはこういう人間だ』


と決めつけられるのがものすごく嫌で、
だいたい見当違いもいいところだなと感じていて、その場では笑いながらも言われるたびに傷付いていた。

逆に。
学生時代を共にした友人や、私を理解しているであろう長い付き合いの友人からは会えなくなっても

「(私に対して)そういう部分が昔からあるよね〜。
ほんっと変わらないねえそういうとこ」
「昔もそうで、すっごい頑固で甘いもんばっか食べててさ〜…栄養バランスめちゃくちゃだったね」

なんて言ってくるんだけど、
全く無自覚で
え!そうなの?そうだったんだ〜。へえー。

って受け入れられるんですよね。
でも確かに無自覚だけどそうだったと自覚させられるのだ。

2020年の後半からかな

もっと前からかな。

色んなことがいきなり積み重なって

今までどうやって生きてきたか正直忘れてしまったが
それでも特に楽しかった頃の記憶、思い出、感情だけは鮮明に覚えている。それこそ、その時の空気感や、温度、匂いまで。


そう思えばそれなりに楽しく、やりたいこともやれて、行きたい場所にも行けて、それなりに幸福な人生だったと言えると思ってます。


幸せなことだ。
私は幸せ者でした。


私自身、今はもうなにもできないけれど、周りにはとても恵まれてると心の底から本気で思うし、振り返ってみても幸福な人生を歩めたなと改めてちゃんと思うんです。

それは友人だけでなく、
先輩、後輩、最近知り合った方達

そして大切な家族

これからもそんな風に振り返ることができたら
それは幸せと呼べるのではないでしょうか。

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