手書きの文字
分かってたつもりでもわからなくなる時がある。
決めたのに、また不安定なりバランスを崩し、
どん底とまでは言わなくてもある程度のところまで突き落とされる感覚。
最近ふと、
生死について考えさせられる出来事があった。
私には関係のないことだけど、
そこから何故だかずっとぼんやりと考えていた。
私はどうしたかったのか
なにをどうしていいか、ではその先は…
と考えた途端
真っ白になった。
考えても真っ白なまま、硬直して
好きな音楽を聴いてもなにも変わらず、
時間の無駄なので
あ、そうだ。手紙を読もう。
と思った。
以前とある古い付き合いの友達に
手紙を送った。
初めて個展をやるので、お知らせと手紙を送った。
ちゃんとポストに投函して。
3日目に揃って来てくれて、みなさんわざわざ返事を書いてくれたようで差し入れと一緒に手渡しで渡してくれた。
ずいぶんとアナログな渡し方。
丁寧に糊付けしてあったので、ゆっくり開いて読もうととっておいた手紙がひとつだけあってそれを丁寧に開封して読んだ。
手紙って不思議なもので書いてた自分も思ったが、文字にその人の癖というか個性が勝手に出るからなのか読みながらその人の口調や顔が浮かんでくる。
デジタルでのやりとりより、よりダイレクトに。
直接話した気分になったからか、なんだか
心はさっきよりも軽くなった気がする。
何がいいのか、どうしていいのか、不安や葛藤は拭えないしまだ見えないことの方が多いけど、今はそれでもいい気がした。
個展をやっている間は個展に関することはこちらに書かない予定だったけどつい書いてしまった。
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