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AsepriteTIPs#1『Asepriteのベータバージョンには便利なことがたくさん』(追記2024-05-03)

これはDavid Capello様が開発するドット絵制作ツール『Aseprite』に関するお役立ち機能・メモを紹介する記事です。


※ドット絵制作ツールについて詳しく知りたい方は以下をチェック!


1|最初に


Asepriteは現在(2024-05-03)v1.3.6と開発者様と有志の方々の力によってさまざまな機能が準備されています。

本記事初投稿時から比べると
・公式による日本語の言語選択が追加
・タイルマップレイヤーが便利に
・アニメーションのエクスポート機能

と多くの更新が行われており、この記事の見出しにもあるベータバージョンも正式にv1.3がリリースされるとともに削除されました。

しかし、今後もベータ版の公開は行われないとも限らないので、
新しい機能をいち早く触れたいという方は本記事の内容を覚えておいても
損はないかと思います!

それでは、ベータバージョンへの移行方法をご紹介していきましょう!

※ベータバージョンは正式版ではないため稀に不具合が発生する可能性があります。場合によっては編集データがなくなる可能性もあることを承知のうえでベータバージョンへの移行を検討ください。

2|方法


1.Asepriteの [プロパティ] を開く

筆者のSteamページ(画面右下のプロパティをクリック)

2.[ベータ]にある[ベータへの参加]から選択

選択するのは【beta - v1.3 Beta version - Preview new features】

Aserpiteのプロパティ画面

3.アップデートを開始

選択した後ウィンドウを閉じてAsepriteをアップデートしてください
※既に起動ずみの場合はいったんAsepriteを閉じる

アップデートを開始!

4.Aseriteを起動してバージョンを確認

アップデート終了後、Asepriteを起動したときに画面左上か下の文字が【v1.3-rc○○】になっていれば完了です!

現在ベータバージョンはV1.3正式リリースと共になくなっています。
そのため、上記の設定を行っても現在は最新版(2024-05-03時点)のv1.3.6と画面左上か下に表示されます。

Aseprite画面(デフォルトではHOMEタブが起動しています)


3|ベータ版で追加されること


現在正式リリースされているのはv1.2.40までですが、ベータ版では主に以下の機能が追加されています。
現在、以下の機能は正式に追加されています。

  1. タイルマップレイヤー

  2. 平行歪み変形

  3. 画面共有時の可視化範囲設定

  4. アニメーションの書き出し処理短縮化

他にも細かな部分で正式リリースと比べると追加されている機能が多く、バグはもちろんあるもののメリットが目白押しです!(自動保存もありますし、気兼ねなくベータ版でやっていてもいいと思います。)

特に四つ目のアニメーション書き出しに関しては重要で、筆者が以前制作した192×108の300フレームを超える長編アニメーションをGifで書き出す際に軽く10倍以上の処理の違いが出ました。

4|最後に


以上が#1のAsepriteTIPsでした。
公式から日本語が追加され、現在日本語を含む多言語での言語入力も開発中のAseprite。今後もAsepriteを使い始めた方、もっと詳しく使いたい方向けに小ネタ等を紹介していきますので是非気になった方はご覧ください。

他にもAsepriteの民の皆様が気になったこと、知りたいこと等ありましたが以下のGoogleフォームでお送りください!
質問の返答がまとまり次第お答えいたします。

▼質問・感想はこちら!

それではまた明日のAsepriteTIPsをお楽しみに!

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