昔のこと

最近昔のことで頭がいっぱいになる。頭ぐちゃぐちゃで、今日も泣いてた。

中学生の時、こんなことがあった。

中学1年生の時、3階の廊下から小学生の音楽の先生が歩いてるのを見かけて声をかけた。その先生はCDみたいなものを持っていた。その次の日から、何故か先生たちが私のことをジロジロ見てるように感じた。私はその時(もしかしたら昨日先生が持ってたのは、私の情報なのかもしれない、中学の先生たちには私の心の中の声が分かるんだ)っていう風に思っていた。絶対そうだっていう、酷い思い込みがあった。

それがもしかしたら統合失調症によるものだったのかもしれない。ただの被害妄想かもしれなかったけど。
その妄想は高校の時まで続いた。

そして中学3年生の9月、こんなことが起きた。

「死ね」「人殺し」
誰かが私に言っているって思って振り返ったり、辺りを探しても、私の方を見ている人なんていなかったし、時には誰もいないこともあった。謎の声。怖かった。

その声はどんどん酷くなって、「お前が死ねばいい」とか、とにかく色々な幻聴が聞こえて来るようになった。そんなこと誰にも相談することが出来なかった。中学1年生の時もそう。誰にも相談出来なかった。

中学の時はすぐにキレたりしてたから、よく周りから「障害者」って言われてた。
中学一年生の時によく倒れていたので、病院に行ったら「起立性調節障害」かもと言われて、お母さんはよく図書館で起立性調節障害の本を借りてるのを私は見てた。それで私は障害者って言われてたりしたから、自分で発達障害の本とかを借りたりしてた。中学3年生の時、そこでたまたま見つけた本が統合失調症に関する本だった。中を見た時に、自分の症状とよく似ているって思った。もしかして私は統合失調症かもしれない。と。

そんなこんなで高校生になった。高校に入っても、私はある日を境から、ジロジロ見られているように感じ、(私の心の中読めてるんだ)って思ってた。幻聴も酷くなっていった。高校でも私は誰にも相談できなかった。でも教室は中学の時より全然居心地が良く、私の居場所だった。部活もバスケ部に入り、楽しく過ごしていた。

でも幻聴はどんどん酷くなるばかり。高校二年の秋頃、とうとう私はお酒に手を出した。それも学校の中で。その前にも友達とおうちで飲んだりとかはしてたりして、飲むと少しだけ幻聴が良くなることを分かってたからだ。

学校で1人で空いてる教室に入り飲んでいた。友達も私が飲んでることを知ってる人はいた。ちょうだいって言ってくる子もいたが、絶対に渡さなかった。見つかった時に巻き込むわけにはいかないって思っていたから。巻き込みたくなかった。

12月ぐらいになるともう人の話に集中出来なくなるほど酷くなってた。ずっと幻聴が聞こえてた。名前を呼ばれてハッとなることが多くなった。
そして1月。とうとう教室で朝先生が来る前に飲んでた。その時は先生にはバレなかった。
そして酷くなっていった幻聴が、私に限界を与えた。幻聴酷すぎて、先生に調子悪いから帰るだけ言って、下駄箱に行った時、下駄箱の前で耳を塞いで少しでも聞こえないようにってやっていたら、(無駄だったけど)その場でしゃがみこんで10分ほどその場にいて、授業が始まるチャイムが聞こえた。これはもう限界だと思い、職員室に行って担任を呼んで、もうその時には泣いていた。空いてる部屋に連れていかれて、幻聴の事を話した。その後どうしたかは覚えてないけど、帰った気がする。
次の日に授業中にテスト勉強する時間があった時に担任にロッカー行ってくるって言って隣の部屋のロッカー室に行って、お酒を飲んでた。その時担任が来て、いそいでかくしたけど、「次見つけたらはっ倒すから」っていつもの感じで言ってきた。私はジュース飲んでいたって思われたのか、お酒を飲んだのがバレたのかわからなかった。その次の日、授業の途中の休憩時間に飲んで少し酔っ払って授業やってて、さすがにほかの先生だったけどバレて、保健室に連れられて水買ってくれた。その後担任が同じクラスの子を連れてベットに連れてってて、担任と会った。ほかの先生に担任の先生が心配してると思うから、このこと言ってもいい?って聞かれて、うんと答え、その夜担任から電話があった。その時言われたのが「退学うんぬんの問題じゃなくて、上の先生に言ってもいい?」って聞かれて、うんって答えるしかなかった。明日は遅刻しないで来てね!って言われたから、次の日雪が降っていたけど、ちゃんと早めに学校来た。クラスには数人しかいなく、教室にいたら、学年主任が来て、「今日は授業受けることないとおもうから」って言われて、帰る支度して、教室と出ていこうとしたら友達にどこ行くの?って聞かれ、「担任とこれからデートなの♡」って答えた。そのまま学年主任に連れていかれ、相談室かな?とにかく空き部屋に行った。途中で担任を見つけたけど、声はかけなかった。学年主任から今までのこととか、幻聴のこととかを聞かれた。担任は?って聞いたら朝職員室で倒れたって言った。絶対私のせいだと思った。学年主任が出ていって、担任が入ってきた。抱きつきながらごめんなさいって何度も言った。担任と少し話して、ここで待っててって言われて、部屋を出ていった。これが高校生活で担任を見たのは最後になった。しばらくして学年主任に呼ばれ、校長室に行ったら教頭先生と母親がいた。「処分が決まりました。」と言われ、紙を出された。詳しい内容は忘れたが、「退学」と書いてあった。なにか質問あるかって聞かれて、首を振って、帰る時に教室に傘を取りに学年主任と行って、私のクラスの授業は他の教室でやっていたため、休み時間でも誰もいなかった。帰る直前に自販機に来た友達に名前を呼ばれ、泣きながら抱きつき、なにかいって離れてそのまま学校を出た。

その後バスに乗って、お母さんとは別々のところに乗り、30分かけてグループLINEにメッセージを書いて、そのまま退会した。

何人か友達からLINEが届いて、高校1年生の時の担任からもLINEが来て、1年生の時の担任に電話した。その後心友から電話来て、みんなと話す?って聞かれて繋いでもらった。私の仲良かったグループはみんな泣いてた。友達のケータイからみんなが集まってくれて、「ごめんね、ありがとうね」って言った。泣きながら喋ってたから、友達に笑ってって言われて、少し笑った。

一日中泣いてた。次の日に心友と会う約束をしてたので、回転寿司で、幻聴があるってのを話した。びっくりしてた。

その次の日は担任に電話した。その時言われた。「守ってあげられなくてごめんね。」いっぱい守ってもらったよって、泣きながら言った。


そんなことが昔あった。今も雪を見ると思い出す。退学の日にちになっても思い出す。長くなったから、その後のことはまた次に書く。

長い文を読んでくれてありがとうございます。

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