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おやじのハンバーグ@道の駅サシバの里いちかい序章1

2021年1月に松阪牛一頭買いの焼肉店を閉店、
その後芳賀町の恩人のお誘いもあり2021年6月
芳賀町に仮設でおやじのハンバーグをオープン
しました。
焼肉店からのお客さまや近隣のお客さまに
支えられて順調なスタートが切れました…。

オープンして数ヶ月経った喧噪も冷めやらぬとある日、ご来店したあるお客さまの話しを伺っていたスタッフが私を呼びに来ました。
何やら道の駅の一室が3、4年も空いたままになっていて確か国に補助金を返さなければならなくなってしまうとかで出来たら入ってくれないか、ここよりいいだろうというお誘いの内容でした。
唐突なお話しだったので、皆で相談します。
お名前だけ頂戴したいと伺うと縁故関係は定かでは無いが市貝町では代々名主を務めた名家の苗字であった。支配人に話しておくので見に来て欲しいと帰られた。気になってネットで調べたら正に市貝町長。スタッフの話しでは今回で2回目の来店との事でした。

道の駅出店のお話しを頂いてから、本当に道の駅に入れるのかとか、でもあの方は間違いなく市貝町の町長だよとか話していましたが、とにかく頂いた支配人の電話に連絡してみようということになりました。アポを取り休業日を利用して訪ねました。

話しを頂いてから結構な時間は経っていたと思うが、まだ話しが降りていなかったのであろうか、電話でも歯切れは悪かったが、訪ねてみると町長がお見えになってここを訪ねてくれと仰ったことから説明しなければならない様な状況で埒も開かず、とにかく自分達のプロフィールを説明だけして、私たちがお役に立てることがあれば、連絡を下さいとその場を後にしました。

一体なんだったのだろうかと思いましたが、元来降って湧いた話しでもあったので、然程気にもせず、日々の営業を続けていました。そして1ヶ月余り過ぎた日に、私の携帯にマネージャーという方から電話が入り、話しが急展開していきました。

道の駅の支配人を訪ねてから一ヶ月余り経ったある日、「申し訳なかった、支配人から来られたことが
私に伝わっていなかった、町長からは話しは来ています。」と道の駅マネージャーから支配人に伝えてあった私の携帯に連絡が入りました。
支配人とマネージャーってマネージャーが上司なのかなとか過りましたが、然程気にも留めずにいました。
その日の夕方から体感的には毎日の様にマネージャーが来店されテイクアウトをして行かれました。
その後、支配人や施設長などと一緒に来店されテイクアウトをされていきました。
そして是非来て下さいとのお言葉も頂戴し、私たちを皆さんで受け入れて頂けるみたいだなと思っていました。
ただマネージャーの話しの端々に時々出て来る陰口みたいな所がこの時から気にはなっていましたが、独特なブラックジョークなのかなと思っていました。(続く

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