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弁理士試験合格までの費用を公開

勉強開始から合格発表まで2年8ヶ月かかりました。
その間に要した費用総額は¥458,693でした。
勉強開始当初のイメージよりもかかってしまった印象です。

ただ、資格取得後の手当などを考えればいい投資だったと思います。
以下では、項目別の費用と、振り返ってみれば節約できたと思うものを紹介します。
あくまで一例ですが、ご参考ください。

書籍

¥63,183
一部は通信講座受講前に購入したために重複する教材が発生しました。
もし勉強開始当初から覚悟が決まっているなら、「予備校or通信講座受講→補充的に書籍購入」の流れをおすすめします。
もしこの流れで計画的に書籍を購入していれば、私の場合は¥24,000程度節約できました。

また、勉強を進めるうちにおそらく誰もが直面する「青本買うべきか」問題。
迷った挙句に購入しましたが、個人的には持ち運びしやすく検索できるため、タブレット+PDFで十分でした。
あとは個々人の扱いやすさや慣れの問題かと思います。

具体的に購入した書籍は別途記事にしたいと思います。

受講講座

¥240,350
資格スクエアの通信講座を受講しました。
費用はかかりますが、受講していなければ2年以上合格が遅れたと思います。
受講の感想は別途記事にしたいと思いますが、コストパフォーマンスはかなりよかったと感じています。

模試

¥80,800
細かい内訳は下記の通りです。
・短答模試(3回分) ¥15,000
・論文模試(2回分) ¥38,000
・口述模試(2回分) ¥27,800

本番の時間配分や緊張感、自分の立ち位置を確認する意味でも、受講をおすすめします。
口述試験模試は、予備校で受けると予想問題集をもらえるため、おすすめです。

なお、口述試験の練習会は予備校以外でも実施されており、費用を抑えられる可能性ありです。

受験料

¥24,000
2回分の受験料です。
合格までの目標の受験回数によって変動します。
もちろん短期集中で一発合格される方もいらっしゃいますが、ご参考情報として、合格者の平均受験回数が例年約4回程度です。

移動費など

¥50,360
地方在住のため、模試や受験では大阪や東京に遠征する必要がありました。
都心付近や大阪付近に在住の方は節約可能です。

なお、昨今は模試を在宅で受講できるため、会場受験にこだわらなければ節約可能です。

最後に

冒頭に記載した総額¥458,693は決して安い金額ではありません。
また、対面の講座を受講したり、受験期間が長くなればそれだけ費用も増えてしまうと想像します。

自己投資として許容できる範囲は個人差があります。
資格取得によるメリットと費用を比較して、納得のいく自分の受験計画を検討してみて下さい。

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