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努力することを努力するということ

土星星座やぎ座のテーマは努力することを努力するです。

このテーマを見たときに、ふと学生時代に先生から言われた言葉を思い出しました。

「君は努力する才能がある」

部活動でスポーツに打ち込んでいた自分にとって、努力することは当たり前でした。

毎日毎日やるべきことをやることが努力に繋がると思っていたのです。

そして、才能とかセンスとかない自分には、努力してこつこつと積み上げることでしか欲しいものは手に入らないと感じていました。

土星は、自分にとっての課題や制限を教えてくれる天体。

水星や金星などのように自分の才能を開花させるための要素を伝える役割より、これをクリアすることで太陽の意図を汲み取ることができるよと伝えてくれる星なのです。

あまりポジティブな印象はありませんが、制限や課題があってこそ才能に気づくことができたり、より高みに行くことができたりします。

仕事や勉強もただなんとなくやるより、何時までにこの作業を終わらせるとか、このテストで何点取ると目標を決めたほうが、効率よく効果的に行動することができますよね。

やぎ座と土星の組み合わせは、やぎ座の支配星が土星なので、意味合いが強くなります。

土星星座やぎ座が伝えてくれるメッセージは、努力しても意味がないと思ってしまうのはもったいないと言っているような感じがありました。

パナソニックの創立者である松下幸之助氏の名言でも

「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。」

という言葉があります。

諦めずに最後まで続けた人間だけが自分が目指した成功を手に入れることができる。

口で言うのは簡単ですが、実際に決めたことをやり通すって難しいですよね。

努力は裏切らないと言いますが、間違った努力を続けていても成果は上がらないとも言います。

何が正解で何が間違っているのかは、ゴールテープを切るまで知ることはできないのです。

今やっていることが正解なのか、それともただの時間の無駄遣いなのか。

それは、今の自分がどんな気持ちで過ごすことができているのかによるかもしれません。

今幸せだったり充実感を得られているのであれば、やっていることは正解なのかもしれませんし、反対に、ものすごく努力していると感じていてもどこか虚しさがあるのであれば、思い描く場所に行くことは難しいのかもしれません。

現代西洋占星術は未来を予測することができますが、そこに行くまでの過程や現時点での自分の位置がどこにあるのかを知らなければ、幸運やチャンスに気づくことが難しくなります。

いい状態はその時にはわからなくて、苦しい状態は未来から振り返ると経験になる。

苦しい中でも楽しさや幸せを見いだせると努力することを努力することができるのかもしれませんね。

また、ある人は努力することは工夫し続けることだとも言っています。

同じことを繰り返すのは非効率で、効果が出ていないのであれば、違う方法を試すべきだと。

努力すること自体に没頭してしまうと、目的が続けることになってしまいます。

努力するのはある目的を達成するためなのだと常に意識することが大切ですね。


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