BEMANI PRO LEAGUE 2021にどハマりしたオタクの雑記

初めまして。あなせまと申します。元々は違うハンドルネームでSNSをやっていたのですが、「GITADORA」というゲームに収録されているAnathemaという楽曲がとても良い曲だったのでこの名前にしました。

さて、BEMANI PRO LEAGUE 2021(BPL2021)のレギュラーシーズン 2nd Stageまでが先日終了しました。全6企業、6チームが総当たり戦を繰り広げたレギュラーシーズンは、熱戦を繰り広げた結果、ROUND 1、APINA VRAMeS、SUPERNOVA Tohokuの3チームがセミファイナルステージへの切符を掴み取りました。

試合の詳細なネタバレはここにはほぼ書きません。何故なら、まだ観たことがない方には是非ともYouTubeで配信されている試合のアーカイブを実際に見てほしいからです。もし仮にこの長ったるい記事を最後まで読んだ方がいて、コイツの言ってるBPLってやつはどういう物なんだろう?と興味を少しでも持って見て頂ければ幸いでございます。

私は昨年行われたプロモーションイベント「BEMANI PRO LEAGUE ZERO」(BPL ZERO)をふとしたきっかけで観始め、そこから現在に至るまでこの「BPL」に熱中しています。
BPL2021について多くの方が文章を書かれている事に感化された事、BPLに対してのこの興奮を誰かと共有したいという想いがあり、こうして記事を書き始めました。

なんでBPLZEROを観始めたの?

私がBPL ZEROを観始めたのは、BEMANI機種「ポップンミュージック」のボーカル公募でデビューし、現在は「佐伯伊織」名義で声優としても活動しているNU-KOさんの活動を追っていたら、ビートマニアの公式大会に出場する、という情報が入ってきたからです。

これまで、コナミ主催の公式大会であるKAC(KONAMI Arcade Championship)はずっと観てきましたが、開催予定のプロリーグはゲームセンターがチームオーナーとなり、プロゲーマーを選出して賞金制の大会になるという事もその時初めて知りましたが、この時はまだ「NU-KOさんが出るのか〜この名義で活動するの久々じゃない?てか公でビートマニアやるのは初めてじゃん?」という部分にしか興味がなく、知っている出場選手もKACに出られていた方のみでした。
当然彼女の所属したTEAM Ryu⭐︎を応援するぞ!と何となく見始めたワケですが…

・選曲されるのが最高難易度の⭐︎12だけじゃない(KACは⭐︎12のみ)から色んな曲を聴けて楽しい!
・プロテスト合格選手が特別枠選手(NU-KOさんとか)と戦うと特別枠側にハンデが与えられるけど、それを覆して逆転勝利するWELLOW選手がヤバすぎる
・芸術レベルで美しい指捌きを披露するRKS-32選手がカッコ良すぎる
・試合後に更新されるNORI選手のnoteが内容たっぷりな上に読みやすくて凄い、選手側からこんなに発信してくれるなんて嬉しい
・KENTAN選手が試合後に選手を集めてリモートで振り返り配信を行っていて、試合の裏話が聴けて面白い
・公式はアーカイブで配信を残してくれる上、舞台裏映像も含めてシーズン終わりに振り返り配信的な放送をしてくれる
・普通に推し(ここではNU-KOさんの事です)が上手いしハンデ有とはいえ勝ち星を上げている
・他にも書ききれないけど全選手に見せ場があって輝いていた

…と、一瞬でハマってしまいました。
私は普段アニメを観たり音ゲー以外のゲームをしないので、推しの姿をちゃんと焼き付けるで!wと軽い気持ちで観始めたのに…「BPL ZERO」というコンテンツそのものがとても面白い、熱中出来る物だったのです。
残念ながらTEAM Ryu⭐︎は優勝出来なかったけれど、いち観戦者もしても思い出に残るイベントとなりました。

それでもここまでハマるとは思ってなかった

BPL ZEROが終了した時点で、私は翌年始まるBPLの本戦も観よう、と決めていました。ZEROよりも大規模に行われるBPL2021、絶対熱いモノになると確信していたからです。
ですが正直、当時はここまで熱中するとは思っていませんでした。
何故なら…

・BPL ZEROの放送が終わってから翌年のドラフト会議まで結構な間が空いている
・そもそも自分が飽きっぽい性格である

この2つが主な理由ですが、結局どちらも言い訳だなあと考えて、何とか次のドラフト会議(の候補者発表)までに自分の中の火を消したくないと思いZEROのアーカイブ配信を見直したり色々なプレーヤーの配信をこっそり視聴したりしてました。(エリナ杯とかシルクハットういのり杯の動画等も見て、とにかく昨今のビートマニア界隈にはどんなプレイヤーがいるのか知っていきました)
その中で、来年この人出場するのかなあ、出場して欲しいなあというプレーヤーも何名かチェックするようになりました。

自分を久々に“聖地巡礼”させたBPL2021

そんなこんなで、何とか観戦のモチベーションを保ったまま「BPL2021」のドラフト候補者が発表され、ドラフト会議が行われました。
全6チームのうち、私は昨年のBPL ZEROで「Mr.データ」という二つ名でTEAM Ryu⭐︎の戦略立案も担当し、チームの勝利(とNU-KOさんの活躍)に貢献されていた+前述のnoteでこの人発信力凄い!となっていたNORI選手の所属している「SILKHAT」チームを応援することにしました。

…ネタバレ込みで結論を書くと、残念ながらチームシルクハットはレギュラーシーズン敗退、セミファイナルステージに進出する事は叶いませんでした。めっちゃくちゃ悔しかったしもっと試合に臨むシルクハットメンバーを見ていたかったですが、誰よりも悔しいのはチームメンバー4人と関係者の皆様だと思いますし、最後まで食らい付いて素晴らしい試合を見せてくださったのには間違いありません。健闘を称える拍手を送りました。
最終戦放映後に感極まって連投してしまった私のツイートはこちら↓

https://twitter.com/mojikun255/status/1436729922056196098?s=21

ここで私が呟いている事は全て本当の気持ちで、この「BPL2021」はシルクハットチームに出会えたおかげでより楽しむ事が出来たと言っても過言ではないのです。
シルクハットチームの本拠地とも言える神奈川県の「シルクハット川崎ダイス」店にはBPLの展示があります。

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https://twitter.com/mojikun255/status/1412305249453318162?s=21

更に、写真の通りチームシルクハットは公式グッズを販売しており、現在は川崎ダイス店でのみ取り扱っているのですが、このグッズが欲しい&展示を生で見たくて実際に足を運んできました(私は神奈川県外に住んでいます)
所謂“聖地巡礼”をしてきましたが、私はかつて某ラブでライブなコンテンツに熱中していた頃、舞台となった土地を歩きに行った時以来の聖地巡礼でした。結構インドア派なのですが、重い腰を動かす位魅力を感じています。

ややシルクハット贔屓の記事になってしまっていますが、試合を重ねていくうちに他5チームもどんどん好きになっていきました(各チームの振り返り配信も全てチェックしています)
各チームそれぞれにチームカラーがあって、試合の戦略からチームの雰囲気まで本当にどこも違います。それでも魅力が各々にあって、2ndステージ終盤の頃にはどのチームを応援すれば良いのか迷ってしまう程になっていました。

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↑最近近場に寄る機会があったのでアピナの聖地巡礼もしてきました(大宮店に展示があります)
いつかは全チームやりたいなあ…東北が難関だけど

気付いたら何か凄い盛り上がってた

「BEMANI PRO LEAGUE 2021」に熱中している私ですが、それはどうやら自分だけではないようで、試合を重ねるごとに盛り上がりが大きくなっているように思います。
公式ハッシュタグ「#BPL2021」はこれまで2回程放送中にTwitterのトレンド入りを達成、うち一回はオリンピックの試合放送時間帯と重なった中でのランクインでした。(凄くない?)

また試合の実況だけでなく選手のファンアートも溢れ、各試合の分析も。公式でそれら専用のハッシュタグも出来、ファン目線での発信がスムーズに行えるように。更に選手からのSNSを通じての発信も積極的に行われ、試合が収録放送(※2ndステージまで)である事を忘れるかのような臨場感と熱量が提供されています。ファン同士でも、各種SNSを通じてBPLについて語る場が増えたかと思います。
更には各チームの監督、アドバイザーを務めるプレーヤーのアリーナ配信や、セミファイナルに進出出来なかったチームが再び登場する「ドリームマッチ」の放送も控えています。私のようにBPLを隅々まで楽しみたい!というファンには堪りません。情報量が多すぎるくらいです。

これらを見て、ただの“音楽ゲームのeスポーツ大会”だけではない一つのコンテンツとして膨らんでいるように私は思います。
「みんなで応援!BPLプロサポーターズ2021」(https://p.eagate.573.jp/game/bpl/2dx/bpl_supporters/2021/index.html)のようにプロ選手にスポットを当てたイベント、前述したファンアートの活発化やそれに伴う公式ハッシュタグの誕生等、これまでのBEMANIではあまり無かった風潮ではないでしょうか(自社所属のコンポーザーが顔出ししていた頃は彼等を全面に押し出したイベントがありましたが、その時の雰囲気と似ているな、とは思います)

聖地巡礼を久々にしたと先程書きましたが、私はTEAM SILKHATは「推しチーム」「推し選手」になりましたし、BPLを視聴している皆さんの中にも「推し」が出来た方が多いのではないでしょうか?私はいい意味でこれらの現象を「BEMANI、ひいては音ゲー界隈を取り巻く環境の変化」だと考えていて、ある意味面白い傾向だと思っています。そしてそんなリアルタイムで変化している中の1人に自分がいる事も嬉しいです。

おわりに


BPLは、来年度以降どう開催されてゆくのかまだ分からないし、タイトルが増える/変わる事も考えられます。それでも来年も私はBPLを見たいですし、あまり自分が詳しくないタイトルだったとしても観戦するつもりです。去年から今年にかけてこんなにアツい体験をさせてもらって、ここでそのアツさを終わらせたくないからです。
そして何より、BPL2021はまだセミファイナル、ファイナルステージを控えています。ここからは生放送での配信になり、リアルタイムで観戦できるユーザーは本物のライブ感も楽しむ事が出来ます。私は仕事の都合でリアルタイム出来ないので、見られるまでTwitterを封印して我慢しようと思います…。
それでも観るからには楽しんで。最後まで楽しみ尽くしていこうと思います!

最後になりますが、選手の皆様、コナミ/オーナー企業の皆様、私達を熱中させてくださって本当にありがとうございます。

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