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『ガールズバンドクライ』第五話の感想と、井芹仁菜&ヒナについて考える。

こんばんは。しがない文字書きの双瀬ふたせ桔梗ききょうです。

今年の春アニメ『ガールズバンドクライ』にめちゃくちゃハマっており、情緒を乱されながらも毎週、楽しく視聴してます。そして、第五話で完全に心を鷲掴みにされました。

なので今回は『ガールズバンドクライ』の五話を中心に、アニメの感想を語りたいと思います。仁菜の過去関連の予想もしていますが、アニメから入った新規の妄想でしかないので、生暖かい目で読んでいただけると幸いです。


心を鷲掴みにされた一連のシーン

ガルクラは楽曲が好みで見始めたのですが、仁菜のロックな言動も結構好きで、二話の電気を振り回すシーンでまず心を掴まれました。そこからますますガルクラにハマっていき、完全に心を鷲掴みにされたのは五話の居酒屋のシーンです。

すばるがゴングを鳴らす。仁菜と桃香ガチの言い争いからの、飲み物かけ合う。涙ながらに、桃香(がボーカルだった頃のダイダス)への愛を語る仁菜。その後、すばるに烏龍茶をかける(その直前、桃香も悪い顔してる)。

この一連の流れがなんか、とてつもなく愛おしくて、好き過ぎて完全にガルクラに心臓を握られました。濃ゆい人間ドラマ好きなので余計に。

仁菜の、桃香に対する拗らせ気味だけど、真っすぐな親愛(敬愛)がヒシヒシと伝わってくる良いシーンだと思います。個人的にかなり好きです。

すばるに対しては最初、不憫な気もしたけど、居酒屋では二人を地味に煽ってたので、その付けが回ってきたのだと思いました。あと、仲間意識から発生した、仁菜なりの愛情表現だったのでは?と思ったり……(良い様に解釈し過ぎですかね……?)

井芹仁菜について

高校を中退して一人で上京する行動力、数々のロックな言動……これまでの井芹仁菜を見てきて思った事があります。それは、“仁菜は多分、いろんな事が重なって、爆発した結果、彼女の奥底に眠っていたロックな一面を開花させたタイプなんだろうな”でした。

公式サイトのキャラクター紹介では『やや引っ込み思案の普通の女の子。(中略)空気を読んで、みんなに合わせて生きてきた』と書かれています。恐らく、この紹介文に『どこが?w』とツッコミを入れたい人もいるでしょう。

しかし、自分は本当にそう“だった”のだと思っています。元々ロックな素質があったとしても、引っ込み思案の仁菜が平穏な日々を送れていたら、恐らくあぁはなっていないと思うんですよね。

放送室を占拠する回想シーンの、仁菜の額にはガーゼが貼られていました。つまり、いじめで怪我をさせられたにもかかわらず、学校も親もなあなあで済ませた後の出来事だと予想できます。

いじめのきっかけは恐らく変な家訓絡み。しばらくは我慢していたけど、抵抗し始めた事で怪我をさせられ、親と学校の対応も最悪でとうとう爆発。放送室を占拠する程の反骨精神が芽生えたのだと、個人的には考えています。

ダイダスの新ボーカルも……

ダイヤモンドダストの新ボーカルで、仁菜の元友人のヒナも相当、拗らせていそうだと、個人的には思っています。絶交した同級生が好きなバンドのボーカルになるとか……どういう心境で?と、首を傾げました。

ヒナが元々、歌手を目指していたのは、すばるの(いろんなオーディションでいいところまでいってた子なんでしょ?的な)台詞から分かってはいます。けれども、最終的にダイダスの新ボーカルになってるって……仁菜に対する何かしらの感情が含まれている気がしてしまうんですよ。

仁菜と同じようにダイダスのファンだから、新ボーカルのオーディションを受けた可能性もある。だけど、好きって感情があるなら、あんな露骨に路線変更したバンドには入りたくないと思いそうだし……。まぁ、夢を叶えるためなら、そこには目を瞑れるタイプってだけかもしれないけど……。

等、上記のように考えたものの、大手が力を入れて売り出したいバンドの新ボーカルに受かる程の実力があるなら、他にも選択肢はありそうな気がするんですよ。

それに、放送室占拠の件がある以上は、仁菜がダイダスの大ファンって事は百パーセント分かってる(知らない筈はない)訳で……。いくらビジュアル変えてても、いずれは仁菜が気がつくって事くらい予想もできただろうし。

だから、仁菜に対する当てつけとか、何かしらの拗らせ激重感情がない限り、絶交した同級生が大好きなバンドの新ボーカルにはならないのでは?と、どうしても考えてしまいます。

何にしても今度の展開が楽しみ

次回予告を見る限り、第六話から智とルパも本格的に物語に関わってきそうですね。

彼女達がバンドに加入する事で、どんな化学変化が生まれるのか、バンド名はどのような流れで決まるか等、とにかく今後の展開が楽しみです。

それでは今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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