虫好きは友達減らすかもしれません
私はもともと虫は苦手でした。
でも虫を殺すのも嫌いで、
虫とは関わらない生活をしたいと
思っていました。
気持ちが変わったのは
ハムスターを飼い出してからでした。
小さな生き物にも
立派な命があると感じるようになりました。
虫は人間や他の動物たちとは
多分全く異なる機序で生きていて、
理にかなった多種多様な形態をしていて
興味を持つととても素敵な生き物でした。
そんなわけで今やすっかり虫好きになり、
家ではワラジムシやダンゴムシ、
ニジイロゴキブリたちと暮らすようになりました。
実名でやっているfacebookで、
近況報告として
北レプで虫をお迎えしたことを書いたら、
とある友人から
「絶対無理、可愛いと思えない」と
全力で否定されました。
ちょっと悲しくなりました。
自分も以前は虫が苦手だったので、
「自分は苦手である」と思う人がいるのは
よくわかります。
ですが、
可愛いと思って飼っている自分に向かって
全力で否定するというのは、
何か私自身が
全力で否定されているような気がして
あまりいい気分がしません。
しかもその友人は同業で
年齢は私より上。
そういう分別があっても良い人が
私自身を否定しているようにも見える
物言いをするのですから、
虫好きって世の中から嫌われる存在なのかな
という気がします。
もしかすると、虫好きを公言すると
友達が減るのかもしれません。
まあでもそれならそれで
仕方ないかなという気もします。
私も、旦那さんが「勘違いおしゃれ」な人で、
それに一緒にくっついている友達と
連絡を取らなくなりました。
人間関係というのは、案外
本人の本質とは関係ないところで?
切れてしまうものなのかもしれません。
人は裏切っても、
猫も蛇も虫たちも私を裏切りません。
私は一緒に暮らしている生き物たちを
大切にしていきたいと思います。
*追記*
写真は実家マンションの植え込みから
スカウトしてきたオカダンゴムシです。
黒々して立派なお体をしております。