Ferrania P30を現像してみた <週末自家現像>
一昨日、ロサンゼルス出張から戻り、昨晩、早速イタリアンなフィルムFerrania P30を現像してみました。
Ferrania P30のHPで、現像データを提供してくれています。私が使っているKodak HC-110もあり、しかも丁寧に非正式の希釈率Hまでデータを提供してくれているのが嬉しいです。
現像したフィルムを見てみると、すごくハイコントラストのような仕上がりで不安が出てきました。さて、スキャンをしてみます。
ロサンゼルス、Rancho Palos Verdesのクジラが見える灯台。雲や海のディテールはしっかり表現してくれています。一方、手前の崖は黒潰れでディテールが少ないです。ILLFORD HP5+ならば、もっとディテールが残っていたように思います。レンズは、初めて使うElmar-M 50mm F2.8です。
Redondo Beachに停まっていたパトカー。夕陽が良い感じに車のシルエットを浮かび上がらせています。
赤く染まった夕陽を撮りました。カラーフィルムを持ってこなかったのが残念です。この写真では、シャドウまで粘ってくれています。
影絵のような世界。こういう写真になるとは、撮っている時は想像していませんでした。こういう予想できない偶然撮れる写真を楽しむのが、このフィルムの楽しみ方かもしれません。
お昼過ぎに、Abbot Kinneyでストリートフォト。昼間はまだ扱いやすいかもしれません。
この写真は、手前がかなり潰れていますね。光の差が激しいと、なかなか難しくなります。
カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Elmar-M 50mm F2.8
フィルム:Ferrania P30
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9
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