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GMのレトロフューチャーカーを撮ってみる <EOS R6>

テネシー州チャタヌーガで開催されたクラシックカーのイベントに行って来ました。カメラはCANON EOS R6とLEICA MP 0.72を持って来ました。今日はCANON EOS R6で撮った、GMのレトロフューチャーカーの紹介です。

GM FIREBIRD (1953)

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ジェネラルモータースが1953年に発表したコンセプトモデルです。見た目がジェット機そのままでインパクトがあります。

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前輪の後ろに配置された迫力あるインテークが、当時の戦闘機F-4ファントムのデザインのようです。

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インテリアも車ではなく飛行機そのままです。レンズは、EF 24-70mm f/2.8L II USMでドロップインフィルター付きのマウントアダプターでEOS R6に装着しています。そのドロップインフィルターにPLフィルターを入れてコックピットのシールドの反射を抑えて、インテリア内部を撮影しました。PLフィルターを気軽に使えるドロップインフィルターは本当に便利です。

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リアからの迫力ある佇まいです。垂直尾翼など、思い切ったデザインです。飛んで行きそうです。エンブレムもモダンで格好良いですね。

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迫力の370馬力のガスタービンターボエンジン。全く実用性の無い車ですが、インディアナポリス・スピードウェイでテスト走行は実施したそうです。私は怖くて、とても操縦したくないですね。

GM FIREBIRD II (1956)

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初代FIREBIRDに続いて2代目となるFIREBIRD IIです。初代は1人乗りでしたが、2代目は4人乗りのファミリーカーとしてデザインされています。なんでファミリーカーになったのか摩訶不思議です。そのため、初代と比較すれば実用性が上がったように見えますが、それでも思い切ったデザインです。

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宇宙戦艦ヤマトの波動砲を彷彿させるインテークデザインです。これに乗っているファミリーは、かなり攻撃的なのでしょう。もしくは地球平和のための武器か、、、。

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初代がジェット戦闘機そのままのデザインでしたが、2代目はデコラティブな要素が加えられています。雰囲気が、ウルトラ警備隊ですね。

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リアの流れるようなラインが美しいです。デザイナーは、さぞ楽しく仕事をしたのでしょう。

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ファミリーカーのため、インテリアもブルーメタリックでゴージャスな仕上がりになっています。ただ、初代を踏襲したハンドルに違和感があります。センターの大型モニターは何も映っていませんでしたが、現在の車のインテリアと通じるものがあります。

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なんとオートパイロット搭載です。GMは、道路に埋め込まれた電線からの信号を受信し車を誘導するシステムを提案していました。飛行機をモチーフにしたダイヤルノブのデザインがおしゃれです。

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リアシートは、ブルーメタリックでスペーシーでゴージャスです。最高ですね。

カメラ:CANON EOS R6
レンズ:EF 24-70mm f/2.8L II USM
出力:Adobe Lightroom Classic

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