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#銀塩カメラ

カメラが日常に溶け込む

出勤中でも子供と遊んでいる時でも、カメラを持ち歩いています。カメラは、私の日常に溶け込む存在。切っても切れない存在。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) / Elmar-M 50mm F2.8 / Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- フィルム:ILFORD HP5 PLUS 現像液:Kodak HC-110 希釈率H 停止液:

今だからこそ、ゆるりと付き合えるRollei 35Sが魅力的

Rollei 35Sをお迎えしたのは、もう11年くらい前です。友人のお父さんが所有していたもので、友人が使わないので私に使って欲しいと頼まれて、期限無しでお借りしました。使ってこそお父さんが喜ぶだろう、という友人の想いです。当時、デジタルカメラのシステムに移行するべくLEICA M5などフィルムカメラを全て売り払った後でしたが、その友人の気持ちをしっかり受け止めて、改めてフィルムカメラをお迎えした次第です。 このカメラは目測式で、厳密なピント合わせができません。ゾーンフォー

荒野の街 Barstow

Barstowでは、LEICA M10-P、Plaubel Makina 670、そしてLEICA MP 0.72の3台体制で撮影を楽しみました。LEICA M10-PとPlaubel Makina 670で撮影した作品は、すでにnoteで掲載させていただきました。 LEICA M10-Pの作品は、デジタルならではの解像感の高い描写が魅力です。Plaubel Makina 670の作品は、ILFORD HP5+で撮影したモノクローム作品で豊な階調に魅了されました。今回は、3

ロサンゼルの人々と CineStill 400D(35mmフィルム)

ロサンゼル出張期間中あちこちでフォトウォークして、時々、声を掛けて写真を撮らせていただきました。先日、ブローニーフィルムのCineStill 400Dをお届けしましたが、今回は35mmフィルムのCineStill 400Dです。 CineStill 400Dについては、ブローニーフィルムよりも35mmフィルムの方が好みの描写です。全体の色合いやハイライト部の赤く滲んだハレーション、粒状感など、ロサンゼルスの雰囲気に似合っていると思います。 カメラ:LEICA MP 0.7

300メートル スナップ

Plaubel Makina 670にリバーサル ブローニーフィルムのKODAK EKTACHROME E100を装填してスナップした写真です。それぞれ時間帯が異なりますが、距離にしてたった300メートルです。昼と夜、晴天と曇天で雰囲気が変わるので、距離を稼ぐだけではなく、時間帯を変えることで撮影を楽しむのもありですね。 2枚目の空き家は好きな被写体なのですが、いつ解体されてもおかしくはありません。今のうちに、沢山撮っておきたいと思います。 EKTACHROMEは、光があれ

路地裏のリフレクション

中判フィルムを銀塩プリントしたら、しっとりとした立体感ある素晴らしい描写だった

お迎えした中判カメラのPlaubel Makina 670でジャンククラシックカーの聖地「OLD CAR CITY」で試し撮りをして、KODAK Tri-Xはその日の晩に自家現像をしました。次の日はそれをスキャンをして、中判フィルムの素晴らしい描写に驚愕。Makina 670を迎えて良かったと心底思いました。そして、今回はプリントです。中判フィルムのスキャンで活躍した「Intrepid Compact Enlarger」は、今回は本来の機能である引き伸ばし機として頑張ってもら

新しいカラーフィルム、Phoenix 200が発売された

今日、完全に新規で開発されたPhoenix 200が発表されました。このフィルムは、HARMAN PHOTOブランドです。親会社のHARMANは傘下にILFORD PHOTOを持っています。ILFORDはモノクロームフィルムを中心に展開していますが、HARMAN PHOTOはカラーフィルムでブランドの棲み分けをするのでしょうか?とにかく、このデジタル時代にカラーフィルムをゼロから開発(From scratch!)したHARMANに拍手です。 すでにフィルム系インフルエンサー

LEICA MP 0.72を3年間使った感想

LEICA MP 0.72を購入して3年が経過しました。購入してすぐにシャッターが故障し、2ヶ月間、ドイツのライカ本社で入院するというアクシデントがあったものの、それ以降故障は全くありません。ただ、2ヶ月前に三脚穴のネジを潰してしまい、再びライカUSAに1ヶ月の入院となり、本日手元に戻ってきました。 1ヶ月間、愛機LEICA MP 0.72と離れ離れになっていたのは本当に寂しかったです。それだけ、濃密な関係だったという証ですね。 ただ、一つ残念だったのは、三脚穴が壊れた底

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Porsche 911<CineStill 400D>

San Pedro <CineStill 400D>

定期的に行きたくなるロサンゼルス。来年早々に行きたいな。レンズはズミルックスM 50mm f1.4 ASPH ブラッククローム。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) 現像:The Darkroom スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9 (RAW)

Redondo Beach <CineStill 400D>

今回はCineStil 400Dとズミルックス 50mm f/1.4との組み合わせです。私にとって、CineStil 400Dとズミルックスは最強のコンビネーションとなっています。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) フィルム:CineStill 400D 現像:The Darkroom スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE スキャンソフト

Seal Beach <FOMAPAN 400>

2月からFOMAPAN 400を使い、100フィートの残りも36枚3本分となりました。使った最初の印象は、ILFORD HP5+と比較してコントラストが若干強く、使いにくいと感じましたが、明るめに露出調整(ISO200)することで、程良いコントラストが得られるようになりました。 残り少ないFOMAPAN 400を味わっていきたいと思います。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edi

壊れているNIKONOS IIIで撮ってみた

昨年ebayでNIKONOS IIIを購入しましたが、届いたら故障しておりクレームを入れて返金していただきました。しかし、売主は壊れていたNIKONOS IIIを返品するのではなく破棄して欲しいといことでしたので、そのまま我が家のオブジェになりました。 でもオブジェにしておくのは勿体無いと思い、修理を試みることにしました。故障箇所は2つあり、フィルム巻き上げが出来ない症状と、フィルム圧板のヒンジの破損です。フィルム巻き上げの故障は、ギアがひっかり動かない症状でしたが、触って