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2024年2月の記事一覧

SLOSS FURNACES <Plaubel Makina 670>

アラバマ州バーミンガムにある「SLOSS FURNACES(スロスファーナシズ国定歴史建造物)」には、中判カメラのPlaubel Makina 670も持っていきました。 Plaubel Makina 670は、LEICA MP 0.72と同じく露出計以外はフルメカニカルです。シャッターを切った時の機械音は心地よく、シャッターを切ったという充足感、余韻に浸れるカメラです。シャッター感覚だけで言えば、レンジファインダーというよりも、一眼レフのシャッターを切ったような感覚に近い

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カフェとカメラ、時々ビール (No.12)

オールドコンデジ遊び <CANON IXY DIGITAL 930IS>

米国に長く住んでいますが、スポーツ観戦といえば野球ばかりで、これまでバスケットボールの試合を観戦したことがありませんでした。今回、初めてバスケットボールの観戦をしました。 スタジアムには、レンズ交換できるなど本格的なカメラの持ち込みは禁止だったので、気軽に使えるオールドコンデジのCANON IXY DIGITAL 930ISを持っていきました。 ブラして撮ったりLightroomでハレーションを起こしたり、写真を撮るというよりも偶然に描写された色やパターンを楽しみました。もう

Birmingham <LEICA M10-P>

アラバマ州バーミンガムのダウンタウンでひとりフォトウォークを楽しみました。製鉄業や製鋼業で栄えた街は、歴史を感じさせる煉瓦作りのビルが多く、独特な雰囲気がありました。 バーミンガムのダウンタウンは、他の街と違って人が少ないのが印象的でした。 あまり危険な感じがせず、気軽にフォトウォーク出来ると思います。次回は、夕方から夜にかけて、ナイトライフのフォトウォークをしてみたいです。 カメラ:LEICA M10-P レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (

SLOSS FURNACES <LEICA M10-P>

アラバマ州バーミンガムにある「SLOSS FURNACES(スロスファーナシズ国定歴史建造物)」の見学に行ってきました。南北戦争後、この辺りの豊富な鉱物資源に目をつけて鉄鋼製造場が作られ、約 100 年前まで使われていたプラントです。現在は歴史的建造物として無料で公開されています。また、アマチュア写真家ならば、無料で写真を撮ることもできます。プロの場合は$35の費用が必要です。 施設内は自由に三脚を使ってOKです。そのおかげで、暗い場所でも安心です。工場好きな人にはたまらな

NC <LEICA M10-P>

ノースカロライナに行く途中で撮影した写真です。 ノースカロライナから帰る途中で撮影した写真です。 カメラ:LEICA M10-P レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- 出力:Adobe Lightroom Classic

スチールリム復刻版円形レンズフードの改良品が届いた

先日、「Summilux-M 35mm F1.4 スチールリム復刻版を一年使ってみた感想」という記事を書きました。その記事に、フォローさせて頂いているSTEEL RIMさんからコメントがありました。それは、円形レンズフードを装着するとケラレが出るという問題に対する改良品のフードを、昨年秋頃から製造しているという貴重な情報でした。 早速、その情報を元にLEICA U.S.A.のカスタマーサービスに連絡したところ、シリアルナンバーと購入レシートの写しを送付するように言われました

貨物列車 <Plaubel Makina 670>

アメリカの貨物列車の魅力は、なんと言っても堂々たる佇まいです。今回は、下から見上げるポジションで撮影することで、その堂々とした姿を捉えました。 カメラ:Plaubel Makina 670 レンズ:NIKKOR 80mm F2.8 フィルム:KODAK Tri-X 現像液:Kodak HC-110 希釈率H 停止液:水 定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER 水洗:水 水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200 スキャナー:Plustek Opt

Appalachian Mountains <LEICA M10-P>

週末は、ノースカロライナ州西部のアパラチアン山脈に遊びに行き、Grandfather mountainでトレッキングしたり、Sugar mountainでスキーなどを楽しみました。 カメラ:LEICA M10-P レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- 出力:Adobe Lightroom Classic

Car Wash <LEICA M10-P>

潰れた洗車場が近所にあって、写真を撮らせて頂きました。こういう場所は、スチールリム復刻版のビネットが良い感じにアンティーク感を演出してくれます。 カメラ:LEICA M10-P レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- 出力:Adobe Lightroom Classic

古びたモノの魅力 <LEICA M10-P>

フォトウォークをしていると、新しいモノより古いモノに惹かれるのは何でだろう。そのような被写体を見つけに、ついつい古い小さな街を訪れたくなります。 廃墟になるとさらに素敵と心が躍ってしまいます。廃墟は建物だけではなく、意外と廃墟橋も沢山あります。 廃墟ではありませんが、米国の貨物列車も、金属の塊がエイジングしていて被写体として魅力的です。 廃墟な被写体はゆっくりと朽ちていくのですが、ある時、突然取り壊される時があります。それは仕方がありません。そのため、写真で残す価値はあるの

EOS R6で、RF 50mm F1.8 STM と Elmar-M 50mm F2.8の撮り比べ

EOS R6で、RF50mm F1.8 と Elmar-M 50mm F2.8の撮り比べをしてみました。三脚を使って位置を固定し、全てJPG撮って出しでの比較です。 F2.8での比較F8での比較大きな違いは、周辺減光がElmar-M 50mm F2.8で目立つことです。そのおかげか、エルマーの描写には立体感がありますね。また、色も若干濃いめに出ているように感じます。比較して、RF 50mm F1.8 STMはとてもニュートラルです。画角がRF 50mm F1.8の方が若干広

Summilux-M 35mm F1.4 スチールリム復刻版を一年使ってみた感想

Summilux-M 35mm F1.4 スチールリム復刻版が届いて、ほぼ1年が経過しました。ここで、1年使った感想をお伝えしたいと思います。 このレンズは、オリジナルの初代Summilux-M 35mm F1.4をほぼ忠実に再現したレンズです。オリジナルは中古市場で手が出ないほどのプレミアム価格になっていますが、復刻版は$3,895とSummilux-M 35mm F1.4 ASPH($5,595)よりもかなり低い価格設定です。現行モデルのため保証も完備されているので、オー

解体中<LEICA MP 0.72>