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最悪のホモフォビア的な悪魔祓いは、ジェンダークリニックで、今、起きている。 #セルフID

この記事元のMalcolm Clark氏は、少々おどけた調子ながらも、啓典世界の同性愛蔑視を鋭く突いて、ホモフォビアから来るトランスジェンダリズムの危険性を知らせてくれている。

前提:宗教上の信念に基づいて「同性愛者を改心させ異性愛者に戻す」という悪習が、欧米には未だに存在します。

トランプ大統領の司法長官候補は、トランスジェンダーの子どもたちは「サタンの計画」の一部であると述べ、「矯正治療」を擁護しました。↓

そのようなわけで、ゲイリブ団体(今はトランス活動中)のStonewall が、ゲイやトランスの『矯正治療』に反発中。

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と、ここまでが前提。


🐛 以下本文 🐛

1.
エクソシストの再来!?
無神論者である俺は、いわゆる「コンバージョン・セラピー(矯正治療)」の禁止を求めるLGBTQ+のキャンペーンが、なぜエクソシスト(悪魔祓い)にこだわるのか不思議に思う。
彼らは、キリスト教の主流派が何十年も前にこの奇妙な慣習を放棄したかのように言っている。そんなあいつらに、お知らせな……。

WATCH :エクソシズムを非難しますか?
福音同盟は、矯正治療を定義するのは政府に任されていると言うので、私は、祈祷と虐待の間にどこで線を引くのかを尋ねようとしています。


2.
英国国教会の@dioceseoflondonのサイトを覗くと、超常現象に関する有益なアドバイスを提供していることがわかる。
「稀に悪魔祓いが必要になることもありますが」と、安心感のある記述がある。ふうぅう。
それじゃ、ストーンウォールが支援するこのキャンペーンは、そのような悪魔祓いのすべてに反対しているのだろうか? 

超常現象に関するアドバイザー
アドバイザーがエクソシズムが適切な対応であると考えている場合には、どのような奉仕活動であっても事前に地域の司教に連絡しなければなりません。アドバイザーの名前を質問者に伝えてもいけません。
悪評やセンセーショナルな報道がなされる危険性があるため、それぞれの依頼は絶対的に秘密裏に取り扱われなければなりません。


3.
もし反対したいなら、そう言うべきでは?
俺の中では悪魔への信仰なんか全くあり得ないことになってるけど、宗教家に何を信じるべきか伝えるのは俺の仕事じゃない。
多分、このキャンペーンは、バチカンが200人以上の神父にエクソシズム(悪魔祓い)を教える年次コースを中止するよう要求するんじゃないかな?

エクソシズム:バチカン講座、250人の神父に門戸を開く
1999年、カトリック教会は1614年以来、エクソシズムに関する規則を大幅に更新し、悪魔憑きと肉体的・精神的な病気を区別することにした。
そのため、トーマス神父は、医師、心理学者、精神科医など、すべてカトリック信者で構成されるチームと協力して、悪魔憑きと診断する前に、他の原因がないかどうかを調査する。
その後、司祭は一連の解放の祈りを試みる。大規模なエクソシズムは「最後の手段」としてのみ行われるという。


4.
そして、ジン(悪い精霊)の憑依を信じ、「ヒーラー」に相談して悪魔払いをしてもらうムスリムたちはどうするんだろう?
そんな路地裏での悪魔祓いもすべて禁止されるのかな?
いや、そうじゃないらしい。
禁止されるのは、「ゲイの悪魔」に対する悪魔祓いだけだ。

憑依、ジン、そしてイギリスの路地裏エクソシスト
イギリスのアジア系コミュニティでは、精神的な問題を超自然現象のせいにするという問題があることが、新しい研究で明らかになりました。
また、同時期に、同居の4人家族が、若い女性(彼女は憑依されていたと、4人は主張)を殺害した罪で有罪となりました。


5.
皮肉なことに、憑依や超自然的なものへの信仰は、LGBTQ+のムーブメントそのものの中で盛んに行われている。そいつらは、問題を抱えたティーンエイジャーに彼らの体や心が間違った生物学的性別に取り憑かれていると信じるよう勧め、悪魔祓いのような危険な方法で間違いを改善するように提唱しているのだ。


6.
ノーマン・スパックは、「自分はトランスだ」と述べた子供を「早急に性別移行しなければならない」とする肯定的モデルの先駆者であり、福音主義の伝道師のようでもある。ここで彼は、正真正銘の奇跡をも宣伝している。婦人科医を欺く手術を受ける18歳の若者たちの存在だ。


7.
このキャンペーンで元福音派キリスト教徒(そして@JayneOzanneのような既存のキリスト教徒)が目立っているのは偶然ではないと思う。
彼らが自分のセクシュアリティを恥じる気持ちを捨てたことは喜ばしいことだが、神秘主義を捨てたわけではない。

8.
実際のところ、どの宗教にも奇妙な習慣を推進する狂人は存在するが、最悪のホモフォビア的な悪魔祓いは、問題を抱えた10代の若者(多くはゲイ)が性別移行を急かされているジェンダー・アイデンティティ・クリニックで、今、起きている。

9.
彼らは、新しい姿に生まれ変わる前に、秘薬(ろくでもない第二次性徴抑制剤)や手術の痛みによって救済されると言い聞かされている。
これこそが犯罪であるべき本当の「矯正治療」だ。
こんなのが犯罪にならないなんて、俺は頭が痛いよ。

#stoptransingawaythegay
#同性愛者をトランスさせないで

*第二次性期抑制剤=Puberty Blokers=思春期ブロッカー(決まった日本語訳は存在しない)

元記事

日本で同性愛者は嘲笑の対象ではあっても、殺害の対象ではなかった。
しかし、トランスジェンダリズムが隆盛すれば、同性愛者は若くして体を改造する対象にされてしまう恐れがある。
(男性が好きなあなたは女性です。男の身体に生まれた間違いを是正し、女性へトランスしましょう。)
また、女性に割り当てられた社会的性役割(ジェンダー)を受け入れられない少女たちも「女性ジェンダーが受け入れられないあなたは男性の心の持ち主。間違った体に生まれてしまいました」という説を受け、たちまち性別移行医療に取り込まれてしまうだろう。
性自認法は危険だ。日本では今、野党がLGBT平等法を輸入しようとしているが、こちらと欧州世界とでは根本的に文化の土台が違うことに、私たちはもっと注意を払うべきではないだろうか。

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