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【事例紹介】捜査趣味レーションゲーム『リアルケイドロ』PVを制作しました。

『リアルケイドロ』とは・・・?

元捜査一課刑事で現在刑事コメンテーターとして多方面で活躍されている佐々木成三さんが企画・監修した、SNSを駆使して市街地を舞台に繰り広げる捜査シュミレーションゲーム、それが『リアルケイドロ』
プレイヤーは警察と犯人に分かれ、それぞれの立場でゲームを楽しみます。音声SNS「ClubHouse」を活用して、犯人役のプレイヤーのもとから聞こえてくる様々な音声を手掛かりに警察役のプレイヤーが犯人を追い詰める・・・リアルとSNSが融合した画期的なゲームです。

今回ご依頼いただいた経緯

リアルケイドロのプロモーションをご担当されていたCMLABのオオジュク エースケ様とは、以前より業務をご一緒させていただいております。
気軽なご相談からご依頼いただくことも多く、『日本一お願いしやすい映像制作会社』を標榜する身としてはありがたく思います。

ここからは実際の映像制作の流れをご紹介します。

まずはヒアリング

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映像制作にあたっては、まず最初にお客様の要望をヒアリングすることから始めます。
映像とはコミュニケーションの手段であり、伝えるべきポイントを整理することは他のメディアと同じです。
今回のオーダーは以下のようなものでした。

・ゲームの臨場感、わくわく感を演出したい。
・ルールも理解できる内容に。
・リアルケイドロを通じて、「チームビルディング」「ネットリテラシー」が培われるというベネフィットも伝えたい。
・納品までは1か月半程度

今回は企画提案からご依頼いただいたため、こうしたオーダーを細かくお伺いして提案に反映します。
お打合せに際してオンラインミーティングを積極的に取り入れています。

企画考案  

企画書_モザイク済み

ヒアリングした内容をもとに企画考案の作業に入ります。
最初に重視するのはスケジュールです。映像制作にはたくさんのスタッフが関わるため、最初に納期から逆算した全体のスケジュールを作成し、お客様と擦り合わせます。
次に決定したスケジュールに沿って、演出プランを作成します。どんな動画にするか、演出の意図や雰囲気を共有するためにまずは大まかな方向性をご提案します。
今回は題材が警察ということもあり、映画のトレーラーのような雰囲気を意識しながらゲームの内容もしっかり伝わる構成としました。そして、映像自体が多少長くなってしまう懸念もあったため、本編以外にショート版の再編集をしてSNS等で活用いただくことを提案いたしました。

映像の設計図、絵コンテ制作

コンテ_モザイク済み

決定した演出プランをもとに、実際に作る映像の設計図となる絵コンテを作成します
映像全体の構成、撮影するカット、テロップの文言など、スタッフとお客様の間で共通の認識を得るために必要な工程です。撮影した後では変更できない部分は絵コンテを通じて入念にイメージを擦り合わせます。数回のチェックと修正を経て、絵コンテが完成します。
このときに必要であればロケーションハンティング(通称:ロケハン)をして、撮影した際のイメージを具体化してゆきます。今回は撮影場所が複数ありましたので事前の確認と許可取りのためにロケハンを行いました。

ロケハン01

ロケハン02

入念に撮影準備

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絵コンテが完成したら効率よく撮影ができるよう「撮影香盤(タイムテーブル)」を組みます。
撮影対象の方や場所の時間的制約、屋外撮影であれば日照時間なども考慮します。必要な小道具などもこの段階で準備し、撮影当日の関係者全体の動きを確定させるためにプリプロダクションミーティング(PPM)を実施する場合もあります。本件では企画の立ち上がりからここまで約2週間を要しました。

いざ!撮影当日!

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いよいよ撮影です。今回は1日しか撮影期間がありません。
ここまでに確定させた絵コンテ、撮影香盤に沿って効率よく撮影します。
今回は最初に述べたゲームの特性上、2班に分かれての撮影となりました。
クオリティはもちろん大切ですが、時間の制約がある中ですべて撮り終えることがもっとも重要なので、スタッフ間の連携をとりながら効率よく撮影をしました。

いよいよ佳境!映像編集

無事に撮影を終え、素材が揃ったら編集開始です。基本的には絵コンテに沿って最初の編集をします。編集次第で映像の印象は大きく変わります。
今回はBGMをオリジナルで制作する企画でしたので、仮編集が仕上がった段階で作曲家と打ち合わせて動画のイメージに合ったBGMを作りました。スケジュール通りにチェックと修正を重ねていきますが、絵コンテでイメージしきれていなかった部分を映像で実際に目にすることで、お客様から「もっとこうしたい!」といった具体的な要望が出てきます。
撮影後になるとできることは減ってしまいますが、可能なかぎりお客様の希望の形になるように映像のプロとしての意見も提案しながら修正を加えていきます。今回は3週間~1か月程度の期間を使って映像をブラッシュアップしてゆきました。

完成・納品

こうしてすべての工程を経て、お客様のご承認をいただいて納品となります。
今回はデータ納品のため、完成した映像のMOV、MP4をお渡ししました。
TV放映、Youtube、SNSなど、利用目的に合わせた様々な形式での納品が可能です。

まとめ

いかがでしたか?私たちは小さな映像制作会社ではありますが、そのぶんフレキシブルに稼働できることが強みです。
プロジェクトの目的や制作期間、予算に合わせ、なによりもお客様に寄り添ったやさしい映像制作をご提供することで「日本一お願いしやすい映像制作会社」をめざしています。
皆様のビジネスでの動画活用を、ぜひ私たちと一緒に実現しましょう。

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