ルーマンのカードシステムをWorkFlowyに移植する(2)

先に書いた方法には、決定的な欠陥があった。
作業中のタスクが未来の予定扱いになってしまうのである。
また、曜日をまたいで存在する新旧の関連トピックを抽出した際の表示順序もおかしかった。
これは、インデックスを曜日にしたことによって曜日の前後関係と、曜日内の時系列がコンフリクトを起こしたことによる。
結局、曜日によるインデックスは廃止し、Future、Today、Pastを採用しなおした。
また、トピック冒頭のタイムスタンプも数字の羅列では視認性に欠けていたので、区切りをいれることにした(例. 20.0628.2334)。
ただし、曜日サイクルを保持するために、トピックの行頭に英語で曜日を付すことにした。
未来の予定を示す「<」はFutureインデックスを採用したことにより廃止した。
いちばんの発見であったはずの、曜日によるサイクルを廃止したことにより、インクルメンタルサーチのクエリーが過去から未来へ向かって正しく整列するようになった。
また、未来の締め切りと作業中の原稿を分けることで、作業中タグ「^」が未来のトピックとして表示される違和感が解消された。

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