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賃金・労働・消費をめぐる問題について①

あるひとが、「最低賃金上昇は中小企業つぶしである」という、半分陰謀論めいた言説を話しているのを耳にした。 そのひとは中小企業の社長をやっているのだが、かれ曰く、 「都道府県一律で賃金を上げたら、全員がそれに倣わないといけなくなる。ここまではいいが、それを払えるだけの地力がある大企業にくらべ、中小企業は賃金を払うことができずに社員をクビにしたり(整理解雇)、雇止めをしなければならない。原材料高騰の中、新たな事業を興すどころか、今やっている目の前の仕事でさえ採算が取れるか年々怪し

    • 何がおかしかったかについての自分なりの解釈

      このツイートで中学受験の専門塾界隈のアカウントが喧嘩していた。 矢野氏の言い分もわかるんだけど、2点意味が上手く飲み込めないところがあった。 ①矢野氏は中学受験を後押し(=誘導)してカネをもらっている立場である以上、どうしたってそのツイートはポジショントークに取られる可能性がある。その文脈の方を採用して読むと、「ウチの塾に入った以上、私立中学に入学することが至上」つまり【第一志望の私立】>【第二志望以下の私立】>>>>(越えられない壁)>>>「公立」というように読まれうると

      • やめよう!ビジネスの【発信】

        少し前、こんなツイート(現:post)がバズっていた。 今更こんな真偽不明、なんならほぼ嘘っぱちにも近いようなツイート(現:post)は、インターネットに詳しいみなさんならもう何万回と見たのではないか。 日本語の表現に対する挑戦(笑)みたいなツイートの内容について、これ自体をあげつらうのはまた別の機会に取っておくことにしたい。今回俺が問題にしたいのは、このツイートそのものではない。 こんなツイートをするアカウントのbio(自己紹介欄、プロフィール欄)が似すぎていることだ。

        • 「お受験」について考えようとした

          考えようとしたら風邪をひいてしまった。 「中学受験」というものについて考えてみる。 東京モン(差別心丸出し!)の中でもとくに「おのぼりさん」(差別心むき出し!)であり、かつ上京後に結婚して、東京で子供を産んで、みたいな親が、やけに子供の中学受験に躍起になっていたりする。 教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が、中学受験に挑む子供をとりまく環境について、「親の目線から」記述した小説を書いている。 解説には「実話をもとにしたノンフィクション小説」とあり、さすがにそのまま全部

          自閉(症,スペクトラム)あるいはアスペルガーをめぐる問題

          「もう嫌だ」とタイトルに書いては消して、 「殺してくれ」とタイトルに書いてはまた消して、 「人生めっちゃ楽しいどぇ~~~すピースピース」と書いては消して、をずっと繰り返している。 かなりセンシティブな話になるけれど、こういうことを本当は世の中に発表して、誰かに読んでもらいたかった。 かなり幼い時から、ずっとそう思っていた。 今、俺は文章の力も、それを下支えする思想も、人を動かすだけのものは持ち合わせていないとはっきりわかったから、これからはその両方を、もう2段階も3段階も上

          自閉(症,スペクトラム)あるいはアスペルガーをめぐる問題

          自己紹介

          こんなもん書いてなんになるんだ 電車に乗りながらスマホで書き下ろしているが、いま窓越しに隣の車両に乗っている背の高い貴婦人とガッツリ目が合ってしまった。 名前:うに村 知人:怨霊注意(怨注の代理でイベント参加を務める仲) 別名義:ペンギンの厚揚げ(ポーカーチェイス)など 年齢:29 仕事:教育(無所属) iPhoneの曲数:10000曲以上 資格:教員免許状3枚、くるま 検定(取得順):漢検2級、英検準2級、歴史検定日本史1級、数検2級、歴史検定日本史1級(2回目) 好

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