月曜断食に出会った日。

私が「月曜断食」というものに初めて出会ったのは、9月のなかばにあった子供の運動会直後でした。

子供と一緒に出た親子競技の動画をみたとき、思わず「えっ…」という言葉が出たのです。その動画に映っていたのは、巨大な尻をゆさゆさと揺らしながらドタドタと走る、太った中年女でした。

妊娠して会社を辞めるまでは74キロでした。それでも広報という仕事柄あちこち走り回っていたせいか、そこまですごく太っているという自覚はなく、まあこんなもんよね。と思っていました。今考えればそのときすでに、だいぶ平均を上回っていたのですが。

え？こんな太ってる？

え？この背中やばくない？尻も二の腕も足も全部！

え？私って…デブ！！！？？？！！！

ショックでしたが、これが今の私。他人から見たらただの中年太りのおばさんだったのです。これはまずい。というか子供が最近「ママ太ってる、お腹引っ込めたら？」って言うのも当たり前な肥えよう！

これはなんとかせねば。でも、今までダイエットと称してやってきたのはジム通い。それも2-3キロ痩せたら満足して、あとは行くのが億劫になって辞めちゃうのがお決まりでした。これはダメだ。ジムへ行ったって同じことの繰り返し。

じゃあ食事制限？

でも私は食べることが大好き人間。美味しいものを食べるために生きているといっても過言ではないのです。巷には星の数ほどのダイエット本があります。あれはだめ、これはだめ、あれをしろ、これをしろ。

でもそれっていつまで？

性格的にも飽きっぽい私が、我慢の連続に長々と耐えられるわけがない。始まる前から挫折の予感しかしない。でもじゃあダイエットなんてどうすれば…？

そう思ったとき、ふと、ツイッターでちょこちょこ見かけていた「月曜断食」というものを思い出しました。やってる人が口を揃えて言っていたのは「結果の出るのが早い」「食べたいものも食べてます」

え？結果が早くて我慢も少ないなんて最高じゃない？

そうして私は、月曜断食を始めてみることにしたのです。