アイドルと特典会の話

※二丁目の魁カミングアウトさんはライブがすっごいグループなので、接触がメインではなくあくまで特典会はライブの『特典』だと踏まえたうえでのアイドルとふれあえる特典会って超すごい!というお話です


わたしは二丁ハロ(二丁魁)が初めて好きになったアイドルなので、アイドルの『特典会』というものも彼らが初めてでした。

のちにアイドルが沢山出るイベントや他のアイドルちゃんの特典会に行ってうちの特典会はかなり特殊だということを知るのですが、今までバンドの物販やサイン会しか知らなかったわたしは『特典会』という文化自体がカルチャーショックでした。

二丁ハロもきっかけは無料ライブ(GAY❶リリパ)をやってるなら行ってみようぐらいの軽いキモチで(二丁目とあの当時のアイソに足を踏み入れるのはめちゃくちゃ勇気が入りましたが)始まる前はライブを観たらサッと帰ろうぐらいの気分だったのに、
ライブの熱量に酔いしれ
ぺいにゃむにゃむのパフォーマンスに恋をし
熱に浮かされたまま気づけばチェキ券を手にしていて

昔の特典会は基本的にソファーに座り+今より時間も長め+今よりミキちゃんの圧が強かったので、ソファーでメンバーとメンバーの隙間(あいだではなく隙間)にガッチリ固定され左右をミキぺい足元にきまるちゃんに寄り添われ(ご褒美)ぎゅうぎゅうに挟まれ、この日が初対面なのに

「ねえ!?5/1のワンマンは!?チケット買った!?これるの!?きて!仕事なの?仕事なんてどうにでもなるから!お腹痛くなればいいから!絶対こいよ!!!!」

と超至近距離で詰め寄られ、でもこのミキちゃんの圧があったからじゃあワンマンも行こうかな…という後押しになったし、結果二丁魁にどハマりしドルオタという新しい人生の扉を開き今もたのしくオタクをやってるのでミキちゃんにはとっても感謝をしています。

特典会、さっきまでステージで観ていたキラキラのアイドルが目の前にいて自分の眼をみてくれて手を握ったりお話ができる、何回体験しても不思議で夢のような時間だとおもいます。

いまだに自分の順番が近づいてくるとドキドキバクバクして緊張でお腹がいたくなったりするし、すごく嬉しかった特典会の日はライブハウスからずっとチェキを大切に胸に抱えたまま電車にのって、帰り道も何度もチェキを見返してはニヤニヤして、会話やメンバーの表情や声を思い出して、胸とおなかがぽかぽかしてスキップしたくなるぐらいのキモチで帰ります。
このキモチは初めての特典会のときから今でもずーっと変わってません。

二丁魁はCDを積ませるグループではなくCDグッズとは別にチェキ券というシステムで販売してるので(本当に有難いです)フリーライブを多くやってる彼らは勿論チェキが大きくて貴重な収入源だとおもうのですが、やはりいちばんは二丁魁の『 少しでもファンと触れ合いたい、お話がしたい』という好意の上で実施してる部分も大きいと思います。

正直今の彼らの規模とこれから更にファンの人数が増えグループが大きくなるにつれ特典会はいつなくなってもおかしくないものだと思っています。
だからこそこの距離で会えること目を合わせてお話できることも全然当たり前じゃなくて、1回1回の特典会も1枚1枚のチェキも全部大切な宝物です。

アイドルがくれる魔法の言葉、涙が出るほど嬉しかったり、たった一言で今までの自分の人生がまるごと救われたり。リプやツイートの話をしてくれること、きっと前からこの話題をしようと考えていてくれたんだなあということ、自分の顔をみたときに思い出した話をしてくれること、名前を呼んでくれること、自分の存在を知っててくれること、たくさんのファンの中でひとりひとりと向き合ってくれることって本当に物凄いことです。

『アイドル』だからそれが仕事だし、仕事だからこその優しさと好意は常に前提にあると思ってるのですが、そういう風に真摯にファンと向き合って誠実に真面目に『仕事』をしてるアイドルは皆すばらしいなあとおもってます。
アイドルからしたら何気ない些細な一言だったとしても、その一言にずっと支えられるんです。

ミキちゃんはコラムで「一生アイドルをやるならキラキラしてる部分だけを見せながら活動は出来ない」と言ってたけど、それでもわたしは『アイドル』としてファンの前に立つ姿にいつもキラキラを感じるし、夢をみせてくれて生きる希望をくれる眩しくてすこやかな光の存在だと思ってます。


こう書いてるといつもエモくて綺麗な特典会のようですが二丁目の魁カミングアウトさんの特典会はぜ~んぜ んそんなことはなく、こっちはそんな話をしたかったんじゃないよ!ってぷんすかしちゃう日もなんじゃそりゃ!!!(ズコー)みたいな日もいっぱいあります
みんなもそうだよね?

ミキちゃんのこの承認欲求のお話は塩梅がものすごく難しいところだとはおもうのですが、ミキちゃんがこう思っていてくれることできっと救われる人はいるし、わたしたちもきちんとお金を払いチェキと時間を買っているので、過度に求めてはいけないとしても「こういうチェキが撮りたいな」「こういう反応が返ってきたらうれしいな」「お手紙やプレゼントを喜んでくれたらいいな」「気持ちが届いたらいいな」ぐらいの自分が心の中で思ってて苦しくならない程度のキモチの見返りの期待はしてもいいと思ってます。

アイドルはお花です🌼
かわいいね、綺麗だね、格好いいね、あの曲の歌い方やパフォーマンスがすごくいいね、あのお写真良かったよ、あのツイート嬉しかったよ、いいところをたくさん伝えてたくさん褒めて、お水をあげるようにたくさんの「すき」のシャワーで愛情の栄養を届けて、もっともっと笑顔の花を咲かせてキレイな強く輝く光になってくれたら嬉しいなあとおもいます。

わたしたちが贈った言葉やモノやキモチでメンバーがパアッて喜んでくれた瞬間の笑顔クソ可愛いんだよ💐

ライブがメンバーとファンとスタッフさんと箱の中の全員で作る大きな愛の空間だとしたら、特典会は一対一で推しと心を通わせて自分だけの好きを伝えられる尊い時間なんです。

アイドルとの想い出を書いたりチェキを載せる行為をマウントと捉えられてしまうこともあるみたいだけど(わたしもそのようなメッセージを受け取ったことがあるので…)でも、特典会はアイドルとその人の時間なんだよ。

その瞬間だけはふたりの物語でふたりの世界なんだよ。

推しは自分のもの!という意味ではなくファン全員の中でひとりひとりとそういう愛の物語があると思ってるし、他の人の特典会やチェキをみていいなあ~とおもうこともあるけど、わたしはわたしの時間とチェキを大切にしていきたいです。
し、これもまたマウントと言われてしまいそうですが他の人と比べてもやもやしたり落ち込んでしまうより、自分と推し以外気にならないような世界を作っていけたらいいなあ~とおもいます。世界平和。

あとすごく嬉しかったことや楽しかったことで絶対覚えてよう!って思っててもどうしても記憶は薄れていってしまうものだし、悲しいことや負のエネルギーって強いので、そういうときのためにも特典会の記録ってどんな形でもいいので絶対残しておいた方がいいです。


たのしい想い出っていくつあってもいいんだもの!

自分の特典会の記録見返したときにすごいしあわせ~~~ってなるし、

えっ自分と推しメンめっちゃℒℴνℯじゃん最高じゃんってなるし、 

誰かに傷つくことやかなしいことを言われたときも

うるせ~~~~~!!!!知らね~~~~~~~!!!!🚗💨 FINAL FANTASY🗡

という気分になれます(わたしはね)


愛の視覚化のパワーはすごいんだ!

先ほどアイドルは光の存在と書きましたがアイドルも人間だし、ライブをみててあれ?と感じる日もあるし、わたしたちの知らない見えないところで傷つき悲しい思いをしてもわたしたちの前ではニコニコしてる日もいっぱいあるんだろうなあとおもいます。
わたしは絵を描くことがすきで、絵ですきやキモチを表現することも多いです。

「悲しいことがあった時も、みんなを描いてる時は幸せなの」
『あたしたちも悲しいこといっぱいあるけど、おなカマに会ってる時は幸せしかないんだよ。おなカマは本当にあたしたちの救いなの』

アイドルは友だちじゃないし恋人じゃないし家族でもないけれど、アイドルとオタクって一種の名前をつけられない関係だと思ってます。アイドルオタクはキモいけどエモい。

『おなカマともっともっといっぱい話したい!話したいこといっぱいあるの!でもそれが叶わない関係だからきっと良くて、おなカマもきっとそうなんだよね』

かわいいね

最後にミキティー本物さんとのおもいで。

ミキちゃんは愛の人なのでおなカマみんなに愛を注いでくれますが、ライブ中にわかりやすくミキ推しに向けて愛情たっぷりの視線を向けてミキ推しのコールを聞いて嬉しそ~にしてるのもかわいくって大好きです。
自分のファンを本当に大切に愛してる姿って他推しからみててもしあわせだな~っておもいます。

わたしはぺいちゃん推しだけどある時期(なんか最近ライブ中ミキちゃんと目がいっぱい合うぞ!)という時があって、わたしミキちゃんと通じ合えてるなあと思えて、ある日特典会で思いきって言ってみました。


「わたし最近、ミキちゃんと両思いになれた気がする…」


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知っててくれてありがとう💝

わたしもミキティー本物が、ぺいにゃむにゃむが、白鳥白鳥が、きまるモッコリが、二丁目の魁カミングアウトが大好きだよ。


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