眩しさの影に隠れる

日があいてしまったが、変わりなく過ごしている。

ここ2日ほどで、好きなことに思い切り打ち込む人を真近で見る機会があり、なんとも言えない気持ちになっている。いや、言える。尊敬と、羨ましさと、嫉妬の入り混じった気持ちである。

特に制約なく生きてこれたのに、何かに思いっきりチャレンジすることなく過ごしてきたのはほかでもない自分である。それなのに、誰かがチャレンジすると、「凄いですよね」と言いながら(それも本音なのだが)、心の底では悔しいのである。しかしキラキラと輝く人への妬みはお門違いであるし、失礼なのだということも理解している。いい歳した大人なので、その辺りの分別はつく。

自分に自信がない、ということもあるが、何より夢中になれるものがない、ということが悔しいし、情けないと感じる。

何かに夢中になりたいなと思う。やりたいことを自信をもって言いたいし、たとえ反対にあっても、やり抜く強さとわがままさを持ちたい。
私は悪い意味でも聞き分けが良いのだなと気づく。

ずっと天気が悪いと気持ちも曇る。心までじっとりと湿る。
大人になっても、やりたいことをやることに歳は関係ない。
寝ても覚めても、心に溢れる思いというものを感じたいなあと思う。

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