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アルバム「rpwp」を聴く


ミュージシャンRMのソロアルバムが好きだ。
BTSのリーダーという肩書きを忘れて聞いて欲しい。薦めたい。
前作「Indigo」も心地よくまたキレもあり、そのバランスがとっても好きだった。
聴き流すアルバムでもあるし、もちろん集中して聞くのも良い。

新作が5月24日にリリースされた「Right Place,Wrong Person」
制作が兵役前だったら、兵役中のリリースも可能らしい。
決して白くはない軍白期だ。

このアルバム、冒頭から「いいぞいいぞ」なんだけど
耳がとまり、「この歌なに?タイトルは?なぜ日本語?」と
聞く人100%気になるのが4曲目の「Domodachi」だろう。
パンチラインまでの構成も素晴らしく、
見事に緻密に計算された作品だと言える。

またRMの音符の後ろギリギリに持ってくるようなフロー・ライムが心地よい。
この心地よさは、前作Indigoとは異なるものだ。
この先、どうなるんだろうか。
RMの頑なな芯は、到底我々には見えないのだけど
まだまだ深いぞ、がわかる今作だ。難しくない。
聞いて感じればいいと思っている。

わたしはBTSの浅い歴ファンだ。
そこから韓国の音楽を聴き進めている。
AppleMusicで毎週更新されているHipHopKoreaから
気に入ったタイトルをつなぎ、プレイリストに入れる。
次週はきっとRMの新作もそこに加わるだろう。

ビーティーエスの。というだけでもしかして避ける人も多いことはわかる。
でもこれはRMだ。音楽好きの真摯な青年の美しいアルバムが
より多くの人に愛されることを願う。
「Domodachi」でのRMの音の乗せ方が最高なのだ。

MVも面白いらしいが、まだ見ていない。貼リマス。
映像の世界観から入って場面に囚われることが、
ちょっと勿体無いなんて思うのだ。
なんといっても耳がうれしく感じているから、ここに記す。
座っていても、聞いているとちょっとお尻が上がっちゃうのだ。

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