田渕由美子さん フランス窓便り Part3:詮子
先日本棚の一角の田渕由美子さんの単行本を久しぶりに取り出し、また読んで懐かしくなりました。そこで、田渕由美子さんの作品について、以前まとめた資料も使って、noteでぼちぼちと感想を書いていきたいと思います(あらすじはネタバレなので一番下に置いときます)。ちなみに順不同(けっこう好きな順だったり)。
第4回は、フランス窓便り Part3:詮子
初めて言葉をかわし、少しづつ少しづつ互いの距離が縮まっていき、ほうせんかの成長のごとく恋をはぐくんでいく、静かな恋のお話です。
初出 りぼん 1976年8月号
収録
・フランス窓便り【田渕由美子傑作集3】 りぼんマスコットコミックス(集英社)
・フランス窓便り 集英社ガールズコミックス(集英社)
・田渕由美子全作品集 Ⅱそよ風の輪舞曲 南風社コミックス(南風社)
・田渕由美子作品集1フランス窓便り 集英社文庫コミックス版(集英社)
・林檎ものがたり(りぼん おとめチックメモリアル選) 集英社文庫コミック版(集英社)
あらすじ
詮子(みちこ)という名前をすんなり読んだ樫村くん。付き合うようになってからも時折遠くを見つめる彼には、同じ名前の亡くなった婚約者がいたのでした。 それを知った詮子さんは樫村くんから離れようとしますが、樫村くんが詮子さんを連れて行ったのは・・・