ヤ○ザさんとパトカー6台で痴漢を捕まえたお話

某所で話した気もするけど、私の持つ鉄板ネタなので、せっかくだし纏めてみます。(・ヮ・)

事件が起きたのは、数年前の昼下がり。たしか午後三時半頃の事でした。

その日は珍しくオシャレをしていい気分。絶好の散歩日和でした。
のんびり家の周りを歩いていると、後方から慌ただしく人の走ってくる足音が…

-音がした時、すぐに違和感を感じましたー

まっすぐ走っている足音なのですが、なんていうか、方向がわたしにめがけて一直線に向かってくる感じだったのです。

道を斜めに突っ切ってこちらへ向かってきているようで、妙な違和感を感じたのを強く覚えています。

でも、どうする事もできず、身を強張らせて足早に歩くしかできません。

そうこうしている内に音がすぐ背後に近づいてきました。

ドスッ!!!!


「あ、これ、刺された……」

強い衝撃が背後で起こり、その時私はそう思いました。
恐らく死ぬ、と思ったので、軽く走馬灯も見えたくらいです。


ところが。

???

……腰のあたりに、違和感が、、??

なんと、ぶつかった相手は、わたしの大きな臀部をわしゃわしゃと揉みしだいていたのです……!!?


色々なショックが合わさりよろける私。


間にして3秒くらいのことでしょうか。

満足そうにわたしのまえを通り過ぎる身長150過ぎくらいのおっさん……

-この時、頭が真っ白になりつつも、脳内はフル回転していました。

まず、武術をしている先輩方の声が聞こえます…

「いいか。危ない目にあった時に、犯人を追おうとするな。逆上した犯人が刃物を持っているケースだってある。武術をしているからと言って決して相手を侮るな。」

わかる。

とある武術の先生「とにかく、叫べ!!いいか、それしかするな!!」

わかる。

よって、この場合叫んでこの場にとどまり、110番で警察を呼ぶのが最良なのでしょう。

–そしてわたしのとった行動は……

「この人チカンでえええええす!!!!」

叫びながら

追った。

相手はひょろくて小さなおじさん、確かに得物は隠し持っているのかもしれない。

だけど、めっちゃ余裕こいて走るおっさん見ていたら、どうしても我慢できなかった……。


明日の更新に、続く……!!

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