演歌って、愛でも恋でもなくて、ただの性欲の発露じゃない？って身も蓋もなく言ってみたい気分のお話し。

突然ですが、私は時に人が見せるどうしようもない情みたいなものが好きです。

「この人こういう所どうしようもなく残念wwてか無理寄りのムリ…

だけど…まぁ好きだから仕方ないなw」
って感じのやつです（？

こういうのに触れた時、

「いい関係築けてるなぁ〜〜。」って思わず悶えちゃいます笑

これ、もしいい関係が築けてなかったら、ただの我慢ですよね。

例えば「好きだから全部受け入れる」って言葉。あの言葉の解釈は結構ズレがあると思うんです。

いい関係だと上記のようなニュアンスになりますが、もし関係が築けてなかった場合、

「あなたのこういう所も含めて、全面的に受け入れるから。（私を好きになってor好きでいて？）」
…になりがちじゃない？

これって、「我慢して受け入れるから、好きでいて」
じゃんね。うん、すごく取引臭くて、情緒がなくなる。

で、これは陳腐な恋愛映画や一部の少女漫画の弊害だと思うのですが、「無条件に愛すること＝真実の愛」みたいになっていますが、無条件の愛って、神様のように寛容になる事では、多分ない。それに人は神様にはなれない。

嫌いなところはそのままでいいじゃんね。嫌いや、許せないって感情は自然に出てくるものだし、コントロールしようとすると疲れるし。

「そこ嫌いだけど、でも好きw」
でいいじゃん！

諦めちゃえばいいじゃん。「あぁ、そういうところあるんだ。」で。多分そこは変わらないから。

その上で、どうしたいのか選んだらいいんじゃないのかな。嫌なところにばかり注視しながら丸ごと愛しますとか、他人の変えられない部分に変われっていうのは、人を身勝手なものに変えてしまう。

進展がないと、「こんなにがんばってる私」
や、「悲劇のヒロインな私」しか生まれてこなくなり、ど演歌まっしぐら。

（注釈: 演歌ディスりではないです。ドスも効かすことが出来ずうじうじ同じところをリピートしてる恋愛が嫌なのです。ドスの効いた迫力のある本物の演歌は、すごい。）

ど演歌なんて面白くないから大体のまともの人は結局諦めて別れるわけですが、中には演歌どっぷりにハマり続ける人もいる。

で、ど演歌を支えてるのって思うんですが、あれ言っちゃえばただの性欲じゃないですかね

性欲でおかしくなっちゃってるんと思うんですよ。これ以上言ったらちょっとまずいのでもう言いませんが……。

ジェットコースターのような気分の上がり下がり。それはドラマティックではなくて、恋に見せかけた性欲がもたらす脳への刺激であって、それと情愛とは全くの別物。

愛って、「それでもいいよ。」ではあるんだけど、そこに尊敬や、その人への「生まれてきてくれてありがとう！」レベルの何かがある事で成り立ってるんじゃないのかな。

それは、知性であったり、美しさであったり、何らかの救いであったり。

それがあるから、時に人は存在に打ちのめされるような恋に落ちてしまうし、忍耐強く情愛を育てられるんじゃないのかな。

あぁ、打ちのめされるような恋が、したい。笑

以上。彼氏いない歴10年選手からの中継でした。(・ヮ・)