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【不妊治療7】採卵周期①採卵結果に愕然とするの巻

採卵が終わり待合室でしばらく待つと、診察室に呼ばれた。
先生から紙を渡されて、

「採れた卵の数は7個ですね」

え? 7 ?
15個くらい吸い上げてなかった?

「変性卵が8個ありました。変性卵は受精にまわせないので、使える卵は7個です。
この7個のうち、すぐに受精できる成熟卵は1個、残り6個は未熟卵なので、1日待って成熟すれば、受精にまわせます。」


ちょ、え??

15個取れたと喜んでいたのに、成熟卵はたった1個て。しかもこの後ちゃんと受精するかも分からないのに。受精できても胚盤胞まで育つかも分からないのに。

まぁー、でも悩んだって仕方ないよね。あとは未熟卵6個が1つでも多く成熟して、受精できる状態になることを祈ろう。


「受精したら、すべて胚盤胞まで培養してから凍結ということでいいですか?」

「はい」
できるなら、少しでも確率の高い胚盤胞まで育ててた受精卵を移植したい。




ここから1〜2日かけて、未熟卵が熟成卵まで育てつつ、受精可能な卵子には「ふりかけ」か「顕微」かの方法で受精を試みてもらう。
今回は、7個全て使えたと仮定して、ふりかけ2、顕微5 の割合でお願いすることにした。


二日後〜


受精結果を聞くためにオンライン診療を受診。

そこで培養士さんから
「未熟卵6個のうち、5個が成熟したので、成熟卵1個と合わせて計6個の受精を行いました。」

え!まじ!拍手。
未熟卵、5個も成熟してくれたんだぁ…涙

「6個すべて正常受精したので、胚盤胞に向けて培養中です」



正直なところ未熟卵がここまで成熟してくれると思ってなかったから、嬉しい驚きとともに安堵。

39歳の年齢で受精卵から胚盤胞まで育つ確率は半分以下だと言われてるから、胚盤胞の凍結胚が3個できればハナマルって気持ちで数日間過ごそう…


私が通うクリニックでは、凍結確認はそこから1週間後ということだったので、もどかしさを抱えながらその日を待ちました。

夫とも、未成熟卵の成長について何度も話題にしたり、何個凍結だったらいつ移植だの、それでできたら何月生まれだの、いろんな話をした。

ちなみに余談だけど、その頃から夫が朝、卵かけご飯を作る時「あ、卵…」とか思うようになったらしいです笑
二人三脚で不妊治療に取り組んでいる証拠!

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