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『後編:食の未来を考えるZ!NFS兵庫✖︎もぐラボ  Z世代がこれからの生産〜消費の理想のあり方を探ってみた』

前編に引き続き後編では今年度もぐラボとして行った活動、徳島・兵庫フィールドワーク合宿の模様をお届けしたいと思います。後編の今回は2日間の濃密な体験からもぐラボとして具体的にどんなことを学んだのかについて記載したいと思います。前編の記事をまだご覧になっていない方はこちらからご覧ください。


●フィールドワーク合宿1日目学び

フィールドワーク1日目の学びとしては大きく2つあります。

・植物と人間の構造は本来同じ。植物にいいものは人間にもいいというお話

農家さんの話全てに共通していたのは本質は何かを常に問い続けるという姿勢についてです。世の中で良いとされているものが本当にいいものなのか、それを自分の頭で考えて結論を出す重要性です。特にお話の中で心に残ったこととして『植物と人間の構造は本来同じであり植物にいいものは人間にもいい』というお話です。現代では環境問題などの諸問題をどうすれば好転させていく事ができるか頭を悩ませていると思います。問題を好転させるには一人の力ではとても微力で影響も微々たるものです。問題を好転させていくには一人一人の意識を変えていく必要があると思います。そうした時に、問題に向き合わなければいけないというような義務的考え方になってしまっては一部の人は向き合いたいと思うかもしれませんが、ほとんどの人は自分ごと化できずに結果として問題が好転する方向に進まないと思います。その問題を解決しなくてはいけないという問題にするのではなく、問題を解消することが自分達の生活をより豊かにしてくれると認識できるかが必要だと考えます。環境に配慮し植物や自然と共存できる環境を作ることで自分達の健康や幸せにもつながっていると認識する事が必要なのではないかと思いました。

・消費者に正しい情報を伝えていく重要性について

コープ自然派事業連合さんのお話の中で大切にされているなと思ったことが人がより豊かになるために何が必要かという姿勢です。それは自分達が得た知見や情報を消費者にお伝えしていき皆んなで考えをアップデートしていくということです。コープ自然派事業連合さんでは消費者と一緒に世の中をより豊かにする商品、サービスを考案しているというお話がありました。実際に世の中にアウトプットされた商品もあるそうです。消費者が自分の頭で考えて意思決定をして商品、サービスを購入することができれば、本質的に人間の生活を豊かにする商品、サービスがもっと繁栄するような世の中になるのではないかと思いました。消費者と生産者の関係性が遠くなってしまってるがゆえに手軽に栄養補給できるサプリ等の売上が増えているというお話がありました。サプリももちろん栄養を補給する上でとても効果的だと思いますが農家さんが大切に育てている野菜を食べてもらうことが人間一人一人をより健康にし、より幸せに暮らしていける社会を作ることに繋がるのではと思いました。そのような農家さんの拘りや想いを消費者や社会に伝える役割もコープ自然派事業連合は担ってくださっているのだなと再認識できました。食に携わり何が本質的に人間の生活を豊かにするかを考え続けている方々の考えをもっと消費者が知ることがとても必要だと感じました。何が自分の生活をより豊かにすることに繋がるのか、自分の頭で考えることがとても重要であると感じました。

●フィールドワーク合宿2日目学び

合宿2日目はコープ自然派事業連合さんの許可をいただき、具体的な取り組みを学ぶべく工場見学やそこで活動をしている方々の拘りや想いを聞き自分達がこれから食の未来を考えていく上で必要だと考えることについて質疑等もさせていただき考えを深めることができました。2日目は各訪問場所を訪れた後にZ世代視点でこれからの生産〜消費のあり方を考え本音でディスカッションする時間を取りました。

議論したものを以下のグラレコにまとめさせていただきました。

幸せ視点で人と向き合うこと、どうすれば人々の幸せをデザインできるかという視点で行動することの重要性や一般では不可能と考えられていることにもにチャレンジしていく気概を持つことで世の中を好転させられるという学びがありました。

 

●今年度のもぐラボ活動を通して感じた気づき、これからについて

記事の最後としてこれからもぐラボとしてやっていきたいことを自分なりに記載したいと思います。今回のフィールドワーク合宿を通して感じたのは、
『百聞は一見にしかず』
ということです。自分の中で当たり前だと感じていた事が実は当たり前ではないことや、日本にはまだまだ自分達が知らない食の魅力がたくさんあると実感する事ができました。実際に訪れることで普段の生活に戻っても自分の頭で考えることが習慣づくのではないかと思いました。
今回のようなフィールドワークを次回以降も開催することで、様々なバックグラウンドを持ったZ世代が日本の食の魅力に気づくきっかけの場を創出していきたいと思います。


ではまた次回の記事でお会いしましょう!

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