AIを怖がるな

 こんにちは!みくです。
 12月は卒論が終わらず、卒業をかけた怒涛の試験ラッシュが続き課題提出は11月ぶりとなります...(まゆさん、ご迷惑をおかけしてすみませんでした...)

 無事卒論も提出し、残りは今週の試験のみです。まあまあにやばい試験だったらしく、果たして無事卒業できるのかどうか、これをみてくれている同期のみなさんには無事入社式で会えるのか、不安でいっぱいです。本当に卒業したい...

 さて、時間もないので(テスト勉強のため)急ですが本題に入りたいと思います!今月のテーマは「AI時代で人である自分が活躍するためには」ですね。


AIの活躍
 

 では身近にあるAIとは何でしょうか?

 私の中ですぐに思いつくものとしては、ペッパー君でした。これはソフトバンクが、「愛を持ったロボット」をコンセプトとして人間の感情を識別でるように作ったロボットです。

 他にも、お掃除用ロボットのルンバや受付係のアンドロイド、あとは自動車の自動運転もAIによって動かされています。ちなみに私は初めて受付嬢のアンドロイドを商業施設で見たとき、普通に人間だと思って話しかけて一緒に居た友人にドン引きされる、ということがありました...
 しかしそのように、パッと一瞬見ただけでは人間なのかアンドロイドなのか判別できないほどまでの技術を現実世界で適用しているということになります。昔の洋画で、「アイ、ロボット」というものがありました。アンドロイドが各家庭に普及し、AIと人間が平和的に共存していたところ、アンドロイドが殺人容疑をかけられてからアンドロイドと人間の戦争が始まるという内容でした。当時小学生の私は、その映画を見てとても恐怖を感じ、こんな将来は絶対来ないでほしいと思っていました。が、商業施設でアンドロイドを見たとき真っ先にこの洋画を思い出し、便利さを追求した先には何が待ち受けているのか改めて少し怖くなりました。

AIの代用

 AIの活躍によって私たちの生活はとても便利で豊かなものになっていくのは間違いありません。


しかし一方で、AIが代用する・活躍することで仕事を無くしてしまう人がいることも事実です。


では、AIによって奪われる人間の仕事とは何でしょうか?

 野村総合研究所とオックスフォード大学の共同研究レポートでは、将来AIによって代替される可能性の高い職業として100種類挙げられました。その仕事の特徴として次の2点があります。

・人よりもAIの方が正確にできる、作業効率が上がる
・AIが人の代わりにすべてをこなせる

 データや数字を扱う仕事はAIの得意分野でしょう。人間が手間暇かけて計算や計測をするよりも、AIが行う方がミスも少なく効率的に作業を行ってくれます。あとは単純な仕分け作業や整理業務も人間が行うより、AIに代用してもらう方が格段にミスが少なく済みます。

AIと働く

 それでは実際にAIの職場への導入状況はいかがなものなのでしょうか。これだけAI時代と言われている昨今、多くの会社でAIが導入、作動されていることだと思いますよね。以下のグラフは総務省が発表している、日本と米国の職場への人工知能導入の有無および計画状況のグラフです。

画像1

 見ての通り、日本と米国共に「現在導入されていないし、今後も導入される計画はない」と回答している企業が一番多いのがわかります。しかし米国に比べ日本は人工知能の導入に消極的、または他人事のように捉えているのか米国ほど人工知能に関与しようとする姿勢が見られませんね。「わからない」と回答しているのが米国よりも8.4%多かったり、「現在は導入されていないが、今後、導入される計画がある」との回答が5.6%しかいなかったりというのが目につきました。

 このグラフを見た正直な感想は、「安心」しました。やはり利便性、効率化を追求した先にAIがいることは明確ですが、多くの企業ではAIを導入する予定が無いということになります。しかしその結果に甘え、自分の仕事は無くならないだろう、もしなくなっても他の仕事があるから大丈夫だろうと安心した人は大間違いです!

AIに甘えるな

 先ほども言ったように、利便性に身を任せ技術に甘えるのとAIとうまく共存していくのとでは大きな違いがあります。

 自分の市場価値を上げる

 これがAI時代を生きていく社会人の鉄則だと思います。
 毎日当たり前にように出社し、定時まで仕事をこなし、時には残業や仕事仲間、友人と飲み会をして夜帰宅する。平日はこのように過ごしているホワイトカラーの社会人は多いでしょう。AI時代になってもこのデフォルトは変わらないと思います。しかし、中身は大きく異なってくると思います。一つ一つの作業に対し、自分の成果が求められることが多くなると思います。

 「自分はこの分野は得意だがあれは苦手だから~さんやってくれないかな」と思うことって、学生時代のアルバイトでもあったと思います。例えば飲食関係のアルバイトでは、

「接客は得意だけど料理はさっぱりだからキッチン関係のものは全くやんなくていいや」

と思っていた人いませんか?これ、そのまま何年も通用すると思っている人いませんか?

 たしかに適材適所という言葉があるように、その人の適正に合った仕事・作業をすることで効率よく店を回せます。しかしキッチンさんが極端に人が少なく、ホールのアルバイトが多い時、ホールの人は誰もキッチンの方を手伝わないんですか?

 できることは少ないけど、簡単なお通しだけでも作ろう!と自ら動く人って、重宝されると思いませんか?

 自分ができることは少なくても、何か誰かの為に動ける人って多いようで実際に動ける人は少ないと思います。将来、AIっ時代に社会人として働くうえでも同じことがあてはめられると思います。これはAIが得意分野だから自分は全く関わらないでいいや、というスタンスでいると仕事もなくなるし、仕事はあっても上司や会社から見限られるんではないでしょうか。

 そのままAIに甘えるのではなく、自分にできることを増やしていくべきです。例えば、資格を取って専門的な知識を身に付けることや、多くの案件に携わってあらゆる場面に対応できるようにするとか、自分の市場価値を上げていくことがこの先AI時代で活躍するカギになってくると思います!

 私はAIの脅威や利便性を怖がって何もしないでいるより、売られた喧嘩は買ってやる!というスタンスで頑張っていくつもりです!自分にだってやれることはたくさんあります。ましてやこれを見てる皆さんの方が私より何倍もポテンシャルがあると思います。本当に。(笑)
 だから、何もしないでAI時代に流されるのではなく、自分の市場価値を上げ続けて同期からも、上司からも、会社からも重宝されるような人間を目指して一緒に頑張っていきましょう!

 最後まで見ていただきありがとうございました!

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