Gateron スイッチテスタースタンド レビュー
こんにちは、Mogma Productsです。
先日、TALP KEYBOARD様より発売されましたGateron スイッチテスタースタンド。皆様のお手元にございますでしょうか。
クリアなライトブルーが美しいキースイッチテスターですね。
キースイッチテスターの製作者としては非常に気になる商品だったので解説をしつつ、購入を検討されている方の参考になればとレビューを書いてみることにしました。
(なお、こちらの記事はTALP KEYBOARD様とは関係ございません)
外観
素材がアクリルということもあり、見た目は非常にきれいです。ライトブルーではありますがキースイッチを装着しても邪魔にならないのはいいですね。
裏面の四隅には3x1mmの小さな足がついていてキースイッチテスター全体が接面しないので使用する場所によっては滑るかもしれません。
スペック
TALP KEYBOARD様では以下のスペックが表記されていました。
それでは表記されていないところで気になったスペックをみていきたいと思います。
まずは重量。
66gということですが、手に持った印象としてはやや軽いといったところでした。
比較までに遊舎工房様で発売されているKEY SWITCH SELECTIONのキースイッチテスターを測ってみた所、25ホールで61gでした。
次にホールです。
上面は正方形のホールになっており、キースイッチの爪がひっかかるように内側を彫り込んだ成形になっています。
爪がひっかかるところの厚みは約1.5mmになっているのでカッチリと装着できるようにはなってますがキースイッチの相性によってはもしかすると少し緩いかもしれません。
本体はアクリルということもあり、手で力を加えても変形しないくらいには剛性があるのでしっかりとキータッチを試すことができます。
また、一体形成ということもって公差が少なくキースイッチの装着感がよいのかなという感想です。
使い方
キースイッチホールが35個あるのでそれぞれにキースイッチを装着して打ち比べてももちろん良いのですが、この形状を活かして少し違った使い方もできそうなので紹介してみたいと思います。
キースイッチ自体の押し心地を確認するのも大事ですが、キーボードに装着したり人差し指以外で押した時の感触を試したくなることもあるかと思います。
そんな時は分割キーボードっぽくキースイッチを配置することでタイピングするときのタッチを疑似体験できます。これは5x7ホールあるキースイッチテスターならではの使い方ではないでしょうか。
あとはキーキャップは装着して打鍵感を確かめるのがいいかもしれません。キースイッチテスターといえど、キーキャップを装着すると打った感触やサウンドの印象がガラッと変わります。
また、このキースイッチテスターの特徴としてはテスター自体を手で押さえて接地させながら使用すると音が変わるという点があるので知っておくとよいかもしれません。
最後に
しっかりとした作りにお手頃な価格のGATERONのキースイッチテスター、手元に1つは欲しいと思える一品でした。
執筆時点では売り切れとなっていますが、気になっている方はぜひチェックしてみてください。
なお、レビューの内容は筆者の主観によるところもありますので、参考程度にしていただけますと幸いです。
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