好きなVSTプラグイン発表ドラゴン
特にドラゴンは登場しませんが、好きなVSTプラグインを発表します。
フリー
シンセ音源
Surge: 超高機能。野生のMassiveともいえる。触っていて楽しい。
Synth1: 古き良きシンセ。独特の暖かみがある。
TAL-BassLine: Roland SH-101風のベースシンセ。ブリブリで良い。
Charlatan 2.0: とてもシンプルなシンセ。音作り初心者にもよさそう。
Neon: Steinbergの古いシンセプラグイン。「VST Classics Vol. 2」に収録されている。シンプルながらアナログシンセらしい雰囲気の音が出せる。
チップチューン音源
ファミシンセ: ファミコン風のシンセ。暖かみのある音。
Magical 8bit Plug: チップチューン専用シンセ。
サンプリング音源
HALion Sonic SE: Cubaseの付属音源。Steinbergのサイトからもダウンロードできる。とりあえずいろいろな音が入っているので初心者にちょうどよい。
mda ePiano: 昔からあるエレピ音源。使い勝手のよい音がする。
Spitfire Audio LABS: 非常に様々な音色が搭載されている。Spitfireが作っているのでハイクオリティ。
BBC Symphony Orchestra Discover: 無償のオーケストラ音源。オーケストラで使われる音は一通り入っている。Spitfireが作っているのでハイクオリティ。
リバーブ
KarmaFX Reverb: パラパラすぎず濃密すぎずでちょうどいい、古き良きプラグイン。だいたいなんにでも使える。
TAL-Reverbシリーズ: プレートリバーブっぽい。TAL-Reverb2, 3, 4 どれも別系統の音なので使い分けている。2は独特のくぐもり感、3は幻想的、4は自然で主張しない感じ。
Valhalla SuperMassive: ディレイにもリバーブにもなるプラグイン。特殊な空間を作りたいときによい。WARPとDENSITYを挙げると濃密で壮大なリバーブになる。
OldSkoolVerb: パラパラ系のリバーブ。名前の通り、わざと古い感じの低品質なリバーブに仕立てられている。あえて使いたくなるときがある。
コーラス
Multiply: 厚みのあるコーラス。音に自然な厚みがつくので使いやすい。合わない音もある。
TAL-Chorus-LX: シュワシュワめのコーラス。暖かみがある。
iZotope Vocal Doubler: コーラスというよりはボーカルのダブリングに使うエフェクト。ボーカル系や声っぽい音にかけると厚みが出てよい。
ミックス向け
Proximity: 音の奥行き感を制御するプラグイン。個人的には地味だけどめっちゃいい大賞。目立ちすぎる生音系のトラックにインサートすると、自然にひっこんでくれる。
Marvel GEQ: グライコ。音がパキッと合わせられるので重宝する。リニアフェーズなので、なるべくなめらかにカーブを作ってあげたほうが無理のない音になる。
sTilt: 高域・低域バランスをざっくり調整できるプラグイン。EQで細かいところを触り始めるまえに sTilt でバランスを整えるとやりやすい。たくさん刺すとやや重い。
マキシマイザ
LoudMax: フリーのなかではおそらく最高クオリティであろうマキシマイザ。お気に入りでずっと使っている。
有償
バンドル
Native Instruments Komplete: とりあえずこれがあれば制作に困らない。私が買ったときは Komplete 9 だったので、最新版はだいぶ違うのかもしれない。
Kontakt: 最強。Kompleteを買うといろいろ音源がついてくる。
Massive: 触っていて楽しいシンセ。まともな音からめちゃくちゃ変な音までつくれる。ややノッペリ&ヒョロヒョロした印象の音になりやすいので、化粧としてエフェクタをかませて使うといい感じ。
FM8: FM合成シンセ。大量に正弦波が並べられるので、加算合成シンセとしても使える。実はわりと万能。
Solid Bus Comp: たぶんSSL系のコンプ。ただのSSLの模倣ではなくNative Instrumentsらしいチューニングが入っていて、元気な音になる。
IK Multimedia T-RackS: とりあえずこれがあればミックスに困らない。Total Studio Max (T-RackS Max が入っているバンドル) がセールになっているときに買うのがよい。
Black 76: 「UREI 1176」系のビンテージコンプ。シャリシャリでパツパツ系の音に仕上げたいとき使っている。
White 2A: 「Teletronix LA-2A」系のビンテージコンプ。ゆるふわ。じんわりとコンプがかかるので、オーガニック感(?)を演出したいときにちょうどいい。
Bus Compressor: たぶんSSL系のビンテージコンプ。名前の通り、各楽器というよりも楽曲全体やステムなどにかけるとちょうどいい。中田ヤスタカ楽曲はSSL系のコンプでパッツンパッツンになっているが、あの系統に仕上げたいときにもいいかも。
Sunset Sound Studio Reverb: 有名な音楽スタジオの部屋残響を加える。ドライすぎる音にかけるとちょっと収録感が出るのでよい。
音源
Omnisphere: とにかくいっぱい音が入っている。映画や映像作品のサントラに使えそうな音もある。変わり種(燃えるピアノ、改造したキーボードなど)もあるので触っていて楽しい。サンプラーとしてだけでなく、シンセとしても高機能。
Ample Soundシリーズ: ギターのクオリティがとにかく高い。エレキ、アコギともにいろいろな種類のギターがある。さまざまな奏法が搭載されている。
Drumatic 4: ドラムマシン系の音源。ウェーブテーブルとFM合成を組み合わせた合成方式で、デジタルらしい広帯域な澄んだ音がする。シンセ的に音色編集もできる。ハウスっぽいポップスを作るときとかにちょうどいい。
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