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『まだミリべ安置が出て文句言ってるの?』 元日本代表が教える「エランゲルの数字」

あなたの今後のesportsキャリアの明暗を分けるかもしれない大事な公式戦が始まってしまう前に伝えたい。

あなたはエランゲルにまつわる数字について、どれだけ知ってますか?

PUBGファンの皆さま、こんにちは。
元Crest Gaming WindfallのMrYoppyです。

2017年に起こった空前のブームの波に乗って、PUBG競技シーンはそのファンを爆発的に増やしてきました。

昨今では膨大なプレイヤー人口とセールスを背景に、PUBG Mobileでも賞金制大会が頻繁に開催されるようになってきて、いまやPUBG競技シーンの盛り上がりは最高潮と言えるでしょう。

そんな最中、2019年始のPUBG Corp.からの発表により、PUBG競技シーンには国際統一ルール ❝SUPER❞ (Standard & Universal PUBG Esports Ruleset)が登場し、この1つの基準を持って各種大会の競技性はより高まることになりました。

2019年4月現在、既にこのルールが適用された世界各地のマッチ履歴は数百試合にものぼり、もちろん国内で開催される公式大会でもこちらは必ず採用されています。

ここまでは競技選手の皆さんや熱心なファンの間では周知の事実ですよね。

さて。

当ブログでは、現役選手は勿論のこと、これからプロ選手を目指すプレイヤー、いつも大会をお楽しみいただいているコミュニティのファンの方々へ向けて、

これまで公表されることの少なかった数百試合(場合によっては数千試合)の統計データに基づいた情報を基に、私なりの解釈も交えつつTips(攻略的、ワザップ的な知識)として発信していきたいと思います。

今回は、競技大会において圧倒的採用率を誇るエランゲルの第1フェーズの傾向についてフォーカスし、お伝えしていきたいと思います。

統計データのサンプリングについて

今回の記事で取り扱う統計データについて、下記の通りご説明します。

1.SUPERルールで実施された公式戦データが対象
2.取得データの精査基準
 ①SUPERルール [7.2.1Bluezone Matrix]に合致すること
 ②試合時間が極端に短くないこと(テストマッチ等)
3.データ件数(2019/4/7集計時点)
 全608件から、上記の精査後に542件(うちエランゲル314件、ミラマー228件)

上記条件のもと抽出・参考にしたデータがこちら。今回取り上げたのはエランゲルの第1フェーズの中心点一覧です。

-目次

1. 統計データのマッピング

2. 統計データからわかること

3. 最も選ばれやすかったエリア

4. ミリタリベースはどれだけの確率で選ばれるのか

5. 感想・まとめ

今回はこちらのデータを使って、以下の有料記事部分にてごく簡単な解説や考察を行っていきたいと思います。内容は、下記の通りです。
↓↓宜しければ、どうぞ↓↓

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