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娘が突発性発疹になったおはなし

3月頭の、ある日のことです。
保育園から連絡がありました。

「娘ちゃんが39.8℃のお熱を出しておりまして・・・!!」

あいにく私は外にいたため、在宅仕事中だった夫がお迎えに。
ただ、タイミングの悪いことに午後の時間帯で、近所のクリニックは軒並み『非感染枠』での診察のみ対応。
すぐに娘を診てもらうことはできませんでした。

ぐったりしているわけではなく、ミルクの飲みも良い。
でもやはり高熱なので、夫が往診可のお医者様を探し、その日の夜に診ていただけることになりました。

私が帰宅したのは22時頃。
そのころには既に往診も終わっていて、娘は落ち着いた状態でした。

・ミルクをきちんと飲んでいる
・泣く元気がある
・喉が腫れていたり、胸やお腹に異常は見られない
・このご時世なのでPCR検査はしておきましょう

念のための座薬とカルボシステインが処方されました。

翌日に出たPCR検査の結果は、陰性
でも高熱は続いており、座薬の効果もあまりありません。
息も「ハッハッ」と荒くなっていました。

その日の夜にも先生が来てくださり、
「コロナの可能性は低いと思っていましたが、実際に陰性でよかった。
あとは熱が下がるまでとりあえず様子見でいいと思います。
これだけ泣く元気もあるし(先生の簡易防護服を
を見て、普段人見知りしない娘が「だれなのよあなたーーーー!!」と泣いていた)、目もしっかりしてる。
体力もありそうだし、大丈夫だと思いますよ。」
・・・と励ましてくださいました。

幸い食欲はそれなりにあったので、娘が「おなかすいた」と主張する度にちょこちょこ飲んでもらうことに。
おかげで熱は高いものの、脱水も起こさず、元気に過ごしていました。

熱性けいれんを起こす可能性もあるかも・・・と、スマホで対処方法の再確認。
夫と話し合って、緊急時の段取りもしっかり決めました。


発熱から3日目。
熱は下がりませんが、機嫌はまあまあ良い状態。
ミルクのちょこちょこ飲みを続けています。
うんちがややゆるいので、離乳食はストップして様子見。


発熱から4日目の朝。
まだ熱は下がらず。
さすがにちょっと不安になり、かかりつけのクリニックに予約を入れ、朝一で診てもらうことに。

高熱が3~4日も続いているので、念のために血液検査をしてみましょうという流れになりました。
採血をしたら、その直後にぷりぷりとうんち。
うんちがいつもよりゆるめだということを伝えたら、じゃあそれも検査しておきましょうということに。

うんち採取&おむつ替えのためにおむつ台でいそいそと作業をしていたら、なんだか違和感が・・・。

ん?

んんん???

娘の胸からお腹にかけて、湿疹のようなまだら模様が出てる!!!!

顔や手足にはなく、胴体部分だけに出ています。
このまだら模様、いろいろ調べていた時に見たことがある!!
『突発性発疹』にそっくり!!!!

看護師さんを呼んで、すぐに先生に確認していただきました。

「あ~、これは確かに突発っぽいですね。」
・・・と先生。

血液検査の結果はまったく問題なし。

「なんにも問題ないです」と言われた血液検査の結果がこちら。

うんちからはノロもアデノも出ませんでした。

「ということで、『突発性発疹』で間違いないでしょう。
たぶん今日中に熱が下がり始めるんじゃないかな。」

先生の言葉通り、その日の夕方から少しずつ熱が下がり始め、平熱に戻りました。

翌日には体の発疹が少し落ち着き、それと入れ替わるように手足と顔に発疹が出始めました。
なんという時間差攻撃。

最初の発熱から6日目。
娘、完全復活!!!!
特技のかかと落としを繰り返す姿を見て、私も夫も息子もホッとしました。
6日間、よく頑張ったね・・・!!

ちなみに息子は、生まれてすぐの『新生児発熱』は経験済みですが、『突発性発疹』は経験していません。
3歳頃までにほとんどのこどもが経験すると言われており、なおかつ症状の出ない子が一定数いるとのことなので、無症状だった可能性が高いのかな・・・と思っています。

なので、私と夫にとっては初めての『突発』でした。
そしてもちろん、息子にとっても。

娘が生まれてから一番慌ただしい6日間でしたが、家族みんなで力を合わせて乗り越えることが出来ました。


私がスタジオ仕事でいない間、仕事しながら娘を見ててくれた夫!!
えらい!!

両親が妹にかかりきりだったのにすねたりせず、おむつ替えやお着替えの準備を率先して手伝ってくれた息子!!
えらい!!

かあちゃんとしてあれこれ頑張った私!!
えらい!!

そして!!
高熱続きだったのに比較的ごきけんで、ミルクもちゃんと飲んで、しんどい数日間を乗り越えた娘!!
えらい!!!!


娘が突発性発疹になり、完全復活するまでのおはなしでした。

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