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副乳、現る。

息子妊娠時。
ちょうど9ヶ月の時のことです。
シャワーを浴びていたら、脇の下に違和感を感じました。

「これ・・・しこり・・・???」

左に1つ、右に1つ。
今までに触れたことがないような感触の何かが、そこにありました。

『脇の下』『しこり』
この2つから連想されたのは、言うまでもなく。
でもまずは調べて、病院で先生に確認して・・・。

パソコンで検索してみると、気になる単語を見つけました。

『副乳』

なんじゃそりゃ・・・と思いつつ調べていくと・・・。
ざっくりまとめると以下のような感じです。

「本来は胎児の時に退化してなくなるはずが、残ったまま発達したもの。男性にも女性にも見られる(男性で1.5%、女性で5%くらい)」
「妊娠すると乳腺が発達し、脇の下等に『副乳』が現れることがある」

なんですってー!!!!

そんなものがあるなんて、知らんかったー!!!!

でも、まだ副乳と決まったわけではない。
乳がん等の可能性も考えられるのです。

すぐに次の健診があったので、その時に先生に恐る恐る聞いてみました。

すると・・・。

「あっ、これは副乳ですね~☆」

素敵な笑顔でさらっとそう言われました。
(担当医は小柄で可愛らしい女性)

「脇の下からこういう感じ(手で説明してくださってる)で『ミルクライン』というものがあるんですけど、妊娠して乳腺が発達するとそこに『副乳』が出てくる人もいるんですよね~。問題ないですよ~。」

のほほんとした先生の回答に脱力・・・。
と同時に、心配ないものだとわかってホッとしました。

それから出産を経て、息子が卒乳した後はきれいさっぱり消失。

そして現在。
2人目妊娠がわかり、安定期に入ったあたりから再び副乳が現れました。

(およそ)3年振り2度目の登場です。

一度経験している分、今回は「あ、また会ったね、久しぶり~」くらいの気持ちでいられますが、息子の時は本当にぎょっとしました。
夫に「脇にしこりが・・・」と、泣きそうになりながら話したのを覚えています。

2つ前の記事、『妊娠中のマイナートラブルあれこれ』にも書きましたが、気になることはすぐに病院に問い合わせて診察を受けることが大事。

そして、妊娠中であってもそうでなくても、日頃から自分の身体をしっかりチェックしておくことが大事だと感じた出来事でした。

ちなみに副乳は乳がん等になることもあるそうなので、乳がん検診の時にきちんと医師に伝えておくと安心・・・とのことです。

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