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Day1 Saints 4-2 Sunderland

あれからずいぶん経ちまして、なかなか更新してません。
書きたくなったのは思い出をいっぱい保存しておきたかったからで、
筆が進まないのは思い出をひとつも減らしたくないから。
書かなきゃ忘れていくけれど、
書いたらそればかり残っちゃうので。
保存したいけど書いた分だけにしたくない。
だから書きたくないけど書きたい。
言い訳はここまで。なるべくそのまま、
なるべく自分が見返すように書きました。

Premier inn とはさようなら。
ターミナル4のバス停に向かってターミナル5からElizabeth line 乗りました。
外国の、乗り物、しかも地中。
ウキウキが3乗。
地下鉄モグラ道♪

To Southampton。イギリス南南西部の港町までロンドンから2時間強。
英語ばっかり!(興奮)のでっかいバスターミナルから高速バス。水やバーガーの値段チェックチェック。
初日のウキウキで想起されなかったけど、思い返すとまんまバスタ新宿の光景だった。先進国で同様に確か。

車窓はほんとうに針葉樹林ばっかり(習ったやつだ)で、たまに馬と牛と羊とカモメがいた。
川が川じゃないみたいに穏やかなのは、俺の中の川全てが日本の川だから(習ったやつ)。
西(洋の)川ってこんなにも穏やかなのか(習ったやつ)!

時速100kmで移動するひとえの東洋人を高まらせたTheヨーロッパな光景は、レンズ2つ版にアップデートしてきたiPhoneでも写せない。

何枚撮っても伝えたい画は撮れなかった

サウサンプトン着くやいなや潰れたToysRus(トイザらス)がお出迎え。
ただのでっかい倉庫型廃墟。元おもちゃ屋として漂う哀愁。

昼からSaintsのユニフォームやマフラー姿で呑んでる人たくさん。
スタジアムへ向かう道は理想的な都市公園。
50m先で陽気なチャントが響いてて、
ノリノリフラフラ蛇行歩行な、歌い叫ぶ兄ちゃんたちにあっという間に追いついちゃう。

僕たちも見に行きます。あなた達が応援してきた吉田麻也の国から来ました。って雰囲気を醸し出す距離感でちょっとリズムにノッて並んで歩いてたらすぐさま絡んできてくれた。

左から2番目紺ダウン、すでに5杯は飲んでた

高口がいきなり吉田麻也に頼ってコミュニケーションするから、Mayaのチャントも歌ってくれた。

いつの間にか距離を取ってた高口に置いていかれながら、肩組んで歌ったり、Snapchatを一緒に撮ったり。早速国外限定行動①

初海外スタジアム。初海外観戦。初鼓笛隊。初チャンピオンシップ。
Saint Mary's Stadium。

てっぺんの人たちが赤白の側壁バンバン叩きながら歌いだしてチャントが始まる

試合10分前までガラガラ、下で他会場のチャンピオンシップを見てる。
Warm-upが終わったくらいで入ってきて、Hey Judeを大合唱。
ナーナーナーー ナナナッナー 
ナナナッナー。

試合中ときたまチャントが波及する。でもすぐ終わる。
ブーイングも嘲笑う感じもタイミングと歯切れがよくて心地よい。
ゴールの瞬間の爆発的なYeahーーー!!、他で味わえるものでない。

4-2のバカ試合、めっちゃ繋がってるSouthamptonが2点先制、ロングシュート2発で追いつくSunderland。
Bellingham弟スーパーゴール。
同点でスタジアムが張り詰める空気になってすぐの勝ち越し3点目。
Yeahーーーー!!
大興奮、心拍急上昇、めっちゃバクバク。 

この光景すべてを動画に収めたい気持ちと、体で味わいたい気持ち。葛藤しながら撮ってたら、4点目はバッチリ撮れた!撮っちゃった?

80分くらいからだんだんポツポツ帰りだし、笛が鳴ったら一目散。
見たいのはあくまでフットボール。
その素晴らしいプレーの局面。
潔い心地よい。国民的スタンス。そういう文化。もちろん人によるけれど。
終わって1分後にゃゴールも畳まれてた。

スタジアムから集団で歩く最中、デカい警備員と小学生っぽい少年が強強ハイタッチ。今日はこの街が勝った。

行きがああだったから歌い叫んで歩くのかと思ったけど、みんなわきまえてて落ち着いてる。
あの兄ちゃんたちが異常だったダケ🍄。

街のチームが試合に勝って上機嫌だけど、プレーについては議論するような、サッカーに包まれた空気。やっぱスタジアムって高まるぅ。

基本ケチなくせに、すぐケチさを忘れてタガを外しちゃうエセケチ高口くんは、香りを放っていたデカいホットドッグ🌭購入。
キッチントラックシチュエーションのリスニングテスト、全問Yesで答えたから、トッピング全部乗せでお届けされてた。
「オニオンいらない金返せ。」めっちゃ高口。

試合後はバスと電車乗り継いでブライトンまで。
混んでいたので、18:00発には乗れず。次が19:00発。
前に並んでる兄ちゃん鼻高背高で花束小脇に抱えてて、かっこよくてビビる。

列を整備する警備員集団の1人がぱっと見めちゃくちゃ日本人っぽい女性。
身振り手振りからも日本を感じた。
雰囲気がとても朗らかで、英語が堪能で、愛嬌があって憧れたけど、めっちゃ忙しそうで話しかけられず。
高口も隣で何度も「日本人かな?日本人だよね?」と言ってました。
こっちは日本人見て嬉しいけど、あっちは留学中かな?だし。仕事中だし。
もじもじ男子大学生はコミュニケーションのチャンスを掴めない。掴まない。逃し続ける。

バスは快適あっという間。電車も快適座席が広い。
駅に着いたら外観から圧倒された。

めっちゃイギリスなBrighton駅

ホテルに荷物置いて出た、街でご飯を探すけど、吸い込まれちゃった日本食。
日本語で注文しました。イギリス来て4度目のお食事だのに。かけうどんとカツカレー。そりゃうまいけど。

悔しさ 3 安心感 7

高口のクチャラーが急に気になり始めつつ。
オルゴールバージョンの松任谷とナウシカを聴いたSUSHI GARDENというお店でした。

きっとDay2も続くはず。