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VOICEPEAKを買ったのでうちの子のラジオ番組を作りました

ご無沙汰しております。
同人音楽サークルkaguyadepthの萌尽狼(もえつきろ)です。

3月19日に「VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット」の初回限定優待版をDLsiteの18%オフクーポンを使って12,956円で購入しました。
※優待版は4月30日で終了しました。

VOICEPEAKはAI音声合成による入力文字読み上げソフトで、これまで使ってきたVOICEROIDと比べてとても自然なしゃべりになるのが特徴です。

ソフトの概要についてはDTMステーションの記事が詳しいです。

ほぼノーエディットで使えるVOICEPEAKのすごさ

まずはVOICEPEAKの女性1で作ったうちの子、粳麻唯(うるちまい)の番組の第1回を聴いていただけますでしょうか?

VOICEPEAKは辞書登録を活用するとエディットの手間が省けるそうで、第1回ではタイトルコールと最後の挨拶以外はノーエディットです。

参考にした動画

とはいえVOICEPEAKも完全無欠ではない

次に第2回を聴いていただけますでしょうか?

セリフの中で「DMG-CPU1.5.SF2」というファイル名がよく出てくるのですが、これを半角英数のまま辞書登録しても全く反映されなくて困りました。
試行錯誤の末「DMGCPU1.5ドットSFツー」と、部分的にカタカナ混じりにして、イントネーションをエディットすることで問題解消しました。
VOICEROIDと比べると技術系の文章を読ませる人は苦労するのではないでしょうか? 改善されるといいのですが…😧

当初VOICEROIDを買い替えようと思った

私が使っていたVOICEROIDは3種類。弦巻マキは2本買いました。

  • VOICEROID+ 民安ともえ(弦巻マキ)

  • VOICEROID+ 結月ゆかり

  • かんたん!AITalk(なぎさ)

しばらく使ってなかったのですが、インストールだけしてあったVOICEROID+がWindows10非対応で起動せず、EXにアップグレードしても動かないらしく、VOICEROID2 結月ゆかりかA.I.VOICE 結月ゆかりに買い替える必要がありました。
また、弦巻マキはCeVIO AIから田中真奈美に声優交代したという問題も(別に民安ともえにこだわりがあるわけではありませんが)。

いずれにせよ1話者で数万円の出費となるうえ、同人作品で使うことを考えると商用利用ができないのがネックです。
その点、VOICEPEAKは7話者(女性3種類+男性3種類+女の子1種類)で商用可能とコストパフォーマンスが高いです。

ちなみにかんたん!AITalkはWindows10で動きますが、VOICEROIDよりも制約が多く、今これを使うのはかなりつらいです(動画参照)。

そういえばDTMステーションの記事を見てCeVIO Creative Studio 7(さとうささら)は買っていたのですが、全然使ってなくて存在忘れてました…😅

うちの子の感情表現を立ち絵で補うことにした

VOICEPEAKは速さ、ピッチ、ポーズ、感情、アクセント、イントネーション、長さをエディットすることでさまざまな感情表現が可能です。

ここまですごいエディットは私にはできませんが、それでもちょっとパラメーターをいじっただけで、あっという間に時間がとけていきます。

そこで、しゃべりは必要以上にエディットしないけど、場面に応じた感情表現は、立ち絵の表情やポーズで補うことにしました。

立ち絵はVTuber用の3Dソフトを利用しました。

  • VRoidStudio(無料、VRM作成)

  • PaSha!(フル機能の試用版、VRMの表情・ポーズをエディットして撮影)

VRoidStudioだけでも撮影できますが、PaSha!は透過PNGに対応しており、プリセットのポーズが豊富です。

うちの子ってこんな感情表現もするんだなあって思いながらいじっています。

VOICEPEAKはネガティブな感情表現が得意

この参考動画のように、VOICEPEAKはポジティブな感情表現よりも、ネガティブな感情表現の方が得意な傾向にあります。

VOICEPEAKを買ってからラジオ番組を作るまで1ヶ月くらい空いていますが、これは最初に作りたいと思ったものが6月5日の北海道COMITIA15で頒布予定の新作アルバムの一部だったからです。

シリアスなシーンだったので、VOICEPEAKがうまくハマりました。

新作アルバムについては、イベントが近くなったらまた詳しくお話しできればと思っています。

元ネタが古すぎて誰も気づいてくれない

ちなみに、この番組には元ネタがあります。
コナミレーベル『こなみ すぺしゃる みゅ~じっく 千両箱』のDisc 2に収録されている「めぐぴんの矩形波探偵団」です。

黎明期のコナミレーベルのライナーノーツに掲載されていたコラムをCD化したものですが、私はその後のさゆ鈴のコナミレーベルインフォメーション世代なので、めぐぴんに強い思い入れがあるわけではありません。

ただ、ここのところのkaguyadepthがコナミレーベルを模倣していたEDIA LABEL(私が同人活動を始めた頃のサークル)に近くなっているので、やるならコレしかないと思ったのです。

タイトルコールのポーズに見覚えがある人や、FM音源のジングルに聞き覚えがある人がいたらいいなあ~!😀

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