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自己肯定感がしっかりある人

題名にある自己肯定感て言葉が嫌いだ。 

やたら見かける。こじつけてる感ぷんぷんなのを
目にするから。  
多分、自分は自己肯定感とやらが多分少なめだからというのも大きな理由かもしれない。

私は心から信頼している同性の友人が1人いる。
その子こそ、自己肯定感は満々だ!!
私は彼女が大好きだ。

彼女との出会いはフリーターをしていた頃。 
当時、大人気のバックのショップでのアルバイトだ。激しい体育会系な企業だった。何故か受かってしまった。販売テストも楽しんでしまった。
引き返せず私は配属されたそこに彼女はいた。
5人体制であまり一緒なシフトでなかった彼女。
彼女は唯一同い年だった。

目がクリクリしてて、誰にでも笑顔でハスキーボイスだった。人見知りの私とは真逆だった。
初めて休憩で一緒になった時、すごか勢いで話しながらいきなりウィッグをおもむろに外し、話し続ける彼女に唖然とした。
初めて2人きりの遅番、たった1回の遅番は楽しかった。彼女は日報の一言欄が苦手だった。私は得意だった。

たった1回の遅番。
そう、私は一ヶ月を満たず辞めた。
バックレに近い。 

販売テストで良くしてくれた店長さん
彼女に何も言わずに辞めた事は後ろめたかったけど、それ以外は清正していた。

さー、次の仕事探さないとー。と思ってた頃
携帯が鳴った。
彼女だった。
なんなんだろ…文句?違うか、なんだ…
何故か出た。

『ちょっとぉ〜、〇〇〜あんた大丈夫の?良かった出て〜びっくりしたんだからー!!』
明るくハスキーボイスに拍子抜けした。

『ごめん、急で。もう大丈夫』

『良かったよ〜、てか、遊ぼ。〇〇とかくらいまで行くし』

びっくりした。遊ぼよ?
気付けば友達になってた。色々話してた。

それからも彼女とは1年に1回ペースで会うくらいだったりを経て、何をきっかけにかは忘れたけど今はお互い母になり、毎日LINEでチャットをしている。
月1ペースであったり、今や私の人生に必要な人だ。

彼女の周りは友人が多い。
私の友人に会っても皆、彼女を好きになる。
彼女は自分に自信があり、プラス思考、強さがある
そして優しい。友とは本気でぶつかる。受け止める。熱い人だ。熱いと言っても押し付けがましさはない。何か自分の身に起こり、おかしいと思った事に対しては怯まず立ち向かう。自分が納得するまで。びっくりするくらいどっぷりと!!


そんな彼女のご両親は本当に温かい人。
お母さんはよーく喋る。チャカチャカ動く可愛い人
お父さんは見た目から優しく、頼もしさと落ち着きがある。イケメン。亭主関白世代でもイクメンだったお父さん。

彼女は男兄弟の中な女の子1人。
可愛がられながらも、男兄弟と同じように活発に遊ぶ幼少期。習い事も沢山したいことをしてきた。
やりたい事はやってきて、辞めたいことは辞めてきた。自由だった。
ご両親には滅多に特にお父さんから怒られたことはないそうだ。
とにかく愛されてる実感というか自信があったと
本人は言っていた。
見守られている絶対的な安心感。愛されてる自信。

聞いてて最強だと思った。
幼少期の環境は影響大だ。

私はもうそこは今更やり直せたり、変えたりは出来ないから自分を信じて自分を愛する事だけ。
あとは娘にはこんな彼女のように強く明るく生きて欲しい。

過保護すぎて心配症だし
やりたい事は100パーやらせてあげれてない。
愛情だけはウザがられている。ほど伝わってるけど
間違えた愛情にならないよいにしないとな。


彼女はつい最近、近しい人に裏切られた。
私も辛くて辛くて、悔しくてなんとも言えない気持ちだった。
大人になると友人関係も本当に変わる。
子あり子なし、子ありの中での価値観、様々な価値観。あんな仲良かったのに急に合わなくなったり。

私は友達が少ない。
嫌な思いをした分、ふとした瞬間裏を感じとる敏感さもある。
彼女には物凄く私が苦しかった時、寄り添って、実際力を貸してくれた恩も勝手に感じている。
こんな歩くパワースポットみたいな、裏表ない人間てあまりいないから私は裏切るようなバカもしないし彼女には素直に誠実にこれからも接していきたい。

自己肯定感低い私は自己肯定感高い彼女に永遠に憧れを誓う。

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