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私の男遍歴⑧引き続く後輩2軍J~年下


Yから紹介されたのは同じチームの後輩Iだった。Iはルックスも普通。身長も低い。本当に選手なのかと思ってしまう感じだった。
初対面ではまあ、緊張なんてしたこともないような身長の割には堂々たるものだった。物怖じせず先輩にも可愛がられるタイプなんだと思う。
いるよねそうゆう得な子。

Iもまた普通に彼女がいる。興味すらなく深くは聞かなかったけど。
そもそもなんでタイプでもないのを紹介されて会わなきゃいけなくなってるんだろうと思いながらもIの人懐っこさに翻弄され何度か会っていた。
もう私の麻痺ははじまっていたのだろう。

彼は年上の(1個しか違わないけど)私をからかうのが好きだった。ペーパーな私を運転させたがったり、私はいじられるのが正直あまり好きでない。
相手がどうゆうつもりでいじろうが、愛あろうがなかろうがあまり良い気分にならない人間だ。今も変わらない。
プライドは富士山級と私に軽くマウントした女友達の言ってたのもあながち合っていると最近は認めざるを得ない。

彼はきっと自分の選手生命に限界を感じていたのか色々とスポーツの知識を勉強していた。私みたくのほほんと短大に行き、こうして遊んでる間も
彼は社会人なのだ職種は特殊だけど、特殊なりに厳しい世界だ。私をその学んだ知識をアウトプットするように知識をドヤ顔で話していた。
全く興味はなかったけど。

私の麻痺は始まっていたし、正直薄い記憶しかない。
最近の彼をウィキってみたらスポーツ整体で食べて行ってるようだった。
元〇〇って職業は大変だよね。そっとしておいてほしいと思っても、こうやって『あの人は今?』みたく簡単に調べられてしまう。

そんな彼Iとはこれまた短く次の出会いと共にフェードアウトする。

引き続く後輩2軍J~年下~


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