地龍胆(チイリュウタン)
僕に見えている世界がどんなものなのか興味がありましたら、どうぞお読み下さい。
『地龍胆』
流れ彷徨う 天龍の翼
閃風 翔破
思い描いた自由
今昔
ありふれた此れ名ふたり
地を這う龍の硬腕脚
底に根を張る深淵
穏やかに吐くブレス
不自由に得る知恵
試練
醜いカエルの子
強さと弱さ 弱さは強さ
雪化粧
美しく散りたかった
天に弓引く僕と
地を生く龍との出遭い
「序章」
右も左も分からない。どれだけ強く願っても届かなかった。夢を抱いて歩いたあの一瞬を切り取った一枚。今すぐ外に連れ出して朝焼けを伴に見たいんだ。
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