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タイトルの分からない本が並ぶ梟書茶房、出会った本。

池袋にある梟書茶房。
どこか書斎っぽい雰囲気が漂うカフェの前には、ズラにと並んだ棚にたくさんの本...。
ずっと行きたかったブックカフェに、友達と行ってきました!

梟書茶房

カフェ

パスタ、オムライス、ランチプレートやホットケーキなど、オシャレで美味しそうなメニューが沢山ありました!
その中でオムライスを注文。
とても美味しかったです〜!

オムライス!

近くに置いてある鍵は伝票の代わり。
オシャレすぎる...!

書評に引かれた本

ここで販売されている本は、どれも同じブックカバーがかけられています。
表紙もタイトルも分からない...
唯一本の内容が分かるのは、書評だけです。

ずらっと並ぶ本

この書評には、どんな内容か、どんな人に読んでもらいたいかが書かれています。
どの本の書評も、本当に惹かれる...!

たくさんの本が並んでいるの中で、私が購入決めた本はこれ...!

カバーが掛けられた小説に書評。
海外在住経験があり、大学生である私。

国境のない生き方

書評に惹かれて買った本は、ヤマザキマリさんの「国境のない生き方」でした。
今まで読んだことがないジャンル、作家さん、内容に出会えるところもいいところ!

漫画家のヤマザキマリさんのエッセイ。
14歳で、ヨーロッパを一人で旅したそうです!
そんな経験から得た考え方は、私にとって新鮮で、勇気をもらえるものでした。

「国境のない生き方」
初めてエッセイを買えたかも...!
「自由に生きる」というのは、その囲いを出て、まっさらで何の囲いもない場所に、
ぽつんとひとり、立つこと
「国境のない生き方」より

なんのしがらみもなく、自由に生きたい。
そんな言葉をよく聞くし、私自信も漠然とした憧れがありました。
でも、この言葉を聞くと、「自由」に怖さを感じました...。
だから、多くの人が群れて生きていくのだと思います。

1歩踏み出す勇気を持った人だけが、自由に生きていけるのかもしれません。
「国境のない生き方」より
自分で考え、自分で感じ、自分の手と足を使って学んでいくことを「経験」と言う
「国境のない生き方」より

今の環境に閉塞感を感じていたら、影を破って外に出てみる。
視野を広く持ち、外に出ることを恐れない。
この少しの勇気が、私とヤマザキマリさんとの違いな気がします。

私も、海外生活で多くのことを「経験」してきたはず。
その「経験」が重要で価値のあるものだと身をもって感じた。
なのに、この勇気をどうして躊躇してしまうのだろうか...。

最後に、私が心に留めておこうと思った言葉を記しておきます。

一度でも出てみれば、きっとわかると思います。この世界が、どんなに広いか。
生きることは、そうやってあらゆる扉を開け放つこと。
生きる場所がここだけに限定することはない。用意されたものを生きるのではなく、
もっと、人は多元的に生きていくことができるんじゃないか。
「国境のない生き方」より

あなたにとって、「自由」とは何ですか?
ぜひ、教えてください。

長野市の新小路カフェ
明かりと本棚が素敵...

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