【作例あり】Z 70-200mm f/2.8 VR S
どうも。
きりたんぽはまだ食べたことの無いかけるんばです。
2回目はZ 70-200mm f/2.8 VR Sの紹介です。
最近こそ動物ばかり撮ってる僕ですが
以前はストリートスナップをメインで撮ってました。
その時にZ 85mm f/1.8 Sを使っていましたが、これが軽くて写りが凄くいい!
(Z5もなかなかいいカメラだったね)
が、色々レンズを調べているうちに70-200mmのレンズが気になりだしました。
というのも、焦点距離的にカバーは出来てるし
f1.8まではいかなくても明るい、200mmまで伸ばせるので瞬時に好きな画角にできるのが気になってきた理由でした。
(今思うとスナップには重すぎるぞ...)
この頃はポートレートや動物も撮りたいと思いだした時期なのもあってZ 85mm f/1.8 Sを下取りに出して購入することにしました。
外観とスペック
外観
Z 50mm f/1.2と同じく、すでにスキンシール貼ってしまっているので質感は参考になりませんが…
大三元の中では一番人気なんじゃないでしょうか。
もちろん人によって撮るジャンルや優先的に欲しい画角のレンズはあると思いますが
1.最初にカメラと暗めのズームレンズ(標準域)を買う→もっとボカしたい
2.単焦点を買う→ズームできないの不便…
3.明るいズームレンズが欲しい!
この流れで次のレンズを買う時に候補になりやすいレンズな気がします。
間違いない。(名推理)
冒頭に僕が書いた通り色々撮ってみたい時期を迎え、
もう少し遠くの被写体を撮りたい!スマホとは決定的に違う写真を撮りたい!と思っている場合に欲しくなるのかな。
真相はどうあれ、InstagramやXの僕のフォロワーさんは所持率が高い気がします。
見た目通りずっしりした重量感。
フードの内側はモケモケした素材。
埃とか着いちゃうからツルツルでもよかったかなぁ…。
あと、これは他のレンズにも当てはまるところなんですが
コントロールリングにISO感度や絞り、露出補正等を割り当てられます。
カチカチ回るタイプではなくヌルヌル動くので、
気づかないうちに触って変化してた!ってことが起きやすいです。
設定でオフにできるので、使いにくいのであればオフにしておきましょう。
スペック
スペックにも軽く触れておきます。
蛍石レンズについては後ほど解説(内容ペラペラ)します。
他のEDレンズや非球面レンズについてはこちら。
最短撮影距離は思ったより寄れるなって感じですね。
テレコンバーターを付けても変わらないので、距離はそのまま撮影倍率を上げられます。
他のレンズは必要ないけどこれ1本で擬似マクロしたいのであればテレコンバーターもありです。
フィルター径は77mm。
82mmかと思いきや意外と小さい。
大抵、望遠レンズについているフォーカスリミッターも装備していますが
元からAFは爆速なので正直必要ないかもしれません。
僕は一応遠くの動き物を撮る時のみオンにしてますが、戻し忘れに注意が必要です。(敗北済み)
僕的に重量やサイズ感は思ったよりは軽いし大きくないと感じました。
それでもデカ重なのは間違いないので、なんとなく持ち出すのはしんどいですね。
ここが許容できるかどうかで持ち出し頻度がめちゃくちゃ変わります。
作例とレビュー
スペックとか見たら分かるし、
気になって既にしっかり調べてんだよこっちは!
と怒られそうなので、お待ちかねの作例です。
ジャンルは偏っているのであしからず...
明るいは正義!
暗所でのf2.8は頼りになりますね。
遮られてるのであまり参考にはならないかもしれませんが逆光の写真を。
距離感の近い野鳥であれば200mmでもなんとかなります。
被写体をより印象づけるなら望遠で。
圧縮効果や前ボケ、後ボケを利用することで
標準域より簡単に立体感を出せます。
花びらや木の枝は色収差が出やすい気がしますが、細かく見ても出ていません。
見よ!この解像感を!
野生動物には物足りませんが、大体の動物園では無双できます。
f2.8かつ望遠なので柵や網を消すのもお手のもの。
手で触った時の質感が余裕で想像出来るほどの写り。
ハイレベルかつ万能
「開放からよく写る」
レンズのレビューでよく見る、聞くフレーズではないでしょうか?
昔のレンズは開放だとピント面の甘さが目立ちました。
まぁ、僕自身そんなに知ってるわけではないですがオールドレンズはもちろん、Fマウントの安価なレンズ等でも感じていました。
ですが近年のレンズは安価なズームレンズや単焦点(NikonならS-Lineでない)ですらしっかり写してきます。
そんな開放からよく写るレンズがありふれた時代。
その中でもZ 70-200mm f/2.8 VR Sはレベルが違うと感じました。
僕は専門的な話はわからないので詳しくないのですが、写りがすばらしい理由はやはり蛍石レンズではないでしょうか?
フローライト、ほたるいし、けいせき
色々呼び方はあるけど、とにかくこいつがやばいらしい。
どうやら色収差補正は焦点距離が長くなるほど難しくなるらしいのですが、蛍石レンズであれば極めて効果的に補正できるようです。
ついでに光学ガラスに比べて軽い!
軽量化にも貢献してるなんてすばらしい。
ちなみにZマウントで他に蛍石が使われているレンズは
Z 400mm f/2.8(約160万円 ←は?)
Z 600mm f/4(約200万円 ←はぇ?)
のみです。
でも、そんな良いとこづくしのレンズが使われてるなんてお高いんでしょう?
そう思ったそこのあなた!
その通りです...
新品で約30万円。
ガラスが詰まった長い筒が30万?
あほなんか?
そう思いましたよね?
僕もそうでした...
でも、どうか冷静になって考えて欲しい。
最上級のレンズに採用されるフローライト使用。
風景や動物、ポートレートなどに使える汎用性の高さ、極上の写り。
それをレンズ交換せず一気に70~200mmまで使える機動力。
なにより見た目がかっこいい!←ここ重要
なんだか安く感じてきませんか?
(え?感じない?)
まぁそう言わず、ぜひとも1度手に取っていただきたい。
今時はレンタルとかあるし...
おそらくですが、1度使うと四六時中このレンズのことしか考えられなくなって気づいたらポチッとしてることでしょう!
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