親ガチャ子ガチャ

ガチャガチャ、ガチャぽんと呼ばれるカプセルに入ったおもちゃを購入する方法があります。
くじ引きのように、何が出てくるかわからないところに楽しさがあるもので、お金を入れたあと、かぶせるを取り出すときにハンドルを回す音が名前の由来だと思います。

この頃特にガチャガチャコーナーが増え、面積を拡大しているという話から、親ガチャという表現があると聞きました。
子供は親を選べないというもののたとえとのことでした。

こういう話を聞くと、昔からどうしてそんなに一方的なのか不思議になります。
私が子供側の視点しか持たないからかもしれませんが、親だって子供を選べないのに、子ガチャという言い方はないそうです。

親だって好き好んで視覚障害者である私を子供に選んだわけではありません。
車の運転もできないので、どこかに連れて行きたくでも車で送迎することはできません。
こどもがほしいと思っているけれど、孫に会わせてあげられるかわかりません。

体調を崩したり、倒れているときに気が付かなかったり、頼れると思えないかもしれません。それでも子供なのです。

養育する親への戒めなのだとは思いますが、多面的なものの見方が大事と言われるなら、そんな見方ももっとあってもいいのにと思いました。

中学生の頃、部活の顧問に対する不満を同級生が話ていたとき、その輪に入れなかったことを思い出しました。

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