マドンナとの同居生活は大変です 9話
色々あり数日経ったある日。
○○:寝みぃ…
ソファでだるそうに座る○○と
賀喜:んふふ…今日はどんなお洋服着ようかなぁ!
スカート?それともパンツにしちゃう?
○○君はどっちがいいと思う?
○○:別にどれでもいいだろ。
賀喜:えぇ…決めてよぉ…
○○:だって俺が着るものじゃねぇし。
賀喜:ちぇっ…○○君のけち!
○○:なんとでも言え。
と2人が話していると
家の前で車が止まる音と共に
"ピンポーン"
とインターホンが鳴らされる。
賀喜:あっ!来たかも!
そして賀喜は玄関へ向かう。
賀喜:は〜い?
??:やっほ〜!
賀喜:おはようございます!
"美月さん"!
美月:かっきーおはよ〜!
○○は起きてる?
賀喜:起きてますよ!
面倒くさそうにしてますけど笑
美月:それはダメだね!
ちゃんと楽しそうにしないと!
賀喜:とにかく中へどうぞ!
そして賀喜は美月を連れリビングへ戻ってくる。
○○:誰だった…ってやっぱ姉ちゃんか…
美月:○○おはよぉ!
○○:相変わらず騒がしい…
美月:早くお出かけの準備するよ!
○○:めんどくせぇ…俺だけ待ってるんじゃ…
美月:ダメに決まってるでしょ!
○○:…はぁ…
賀喜:朝からそんなため息ついたら幸せ逃げちゃうよ?
既に不幸でしかねぇよ…
とは言える訳もなく
○○:はいはい…
○○は渋々立ち上がると
○○:着替えてくるから準備終わらせとけよ。
賀喜:ほ〜い!
美月:お姉ちゃんに早く会いたいからって適当な服装じゃだめだからね!
○○:出来れば姉ちゃんに会いたくねぇよ。
そう言い残し○○は自室へ戻っていく。
○○:ほんと疲れる…せっかくの休日が…
1人文句を言いながら部屋着から適当に選んだ無地の白Tシャツを身につけ黒のパンツを履き再びリビングへ戻る。
その頃
賀喜:美月さん!
美月:ん?
賀喜:このスカートとパンツどっちがいいと思いますか?
美月:ん〜…かっきーはスタイルいいからどっちも似合いそうだけど個人的にはスカートの方が好きかな!
賀喜:分かりました!
ならスカートにします!
そして賀喜は美月が選んだスカートを嬉しそうに持ち着替えに戻る。
〜〜
〜〜
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〜〜
〜〜
数分後
賀喜:着替えてきました!
着替え終わり戻ってくる賀喜。
○○:やっとか。遅かったな。
賀喜:あれ?○○君もう準備終わってたんだ?
○○:とっくの前にな。
美月:嘘だよ!○○も今降りてきたばっかりだよ!
賀喜:なぁんだ!なら良かった!
○○:とりあえずさっさと行こうぜ。
賀喜:そだね!
美月:それじゃ2人とも車乗って〜!
と3人は家を出ると美月の車へ乗り込む。
○○:ってか今日どこ行くの?
美月:どこだと思う?
…だる。
○○:知らん。
賀喜:ヒントは色んなお店があるとこだよ!
お前は知ってんのか…
○○:ショッピングモールとか?
賀喜:おっ!さっすが○○君!
美月:それでこそ私の弟だね!
○○:それなら俺が居ない方が…
美月:だぁかぁら!○○が居ると更に楽しいの!
賀喜:ったく…○○君はそういうとこはわかんないんだねぇ…
なんか腹立つな…
美月:今腹立つって思ったでしょ?
○○:…別に。
美月:ほんと○○は嘘つくの下手だよね笑
賀喜:って事は今腹立つって思ったの!?
○○:別にいいだろ。事実なんだし。
賀喜:うっわぁ…彼女にそんな事言っちゃうんだ…
なんか…ほんと嫌になるな…
美月:そんなだから私以外から告白されないんだよ?
○○:別に彼女なんて居なくても問題ねぇし。
ってか姉ちゃんから告白されたとこでだし。
美月:ちぇっ…つまんないの…
と話しながら美月はショッピングモールへ向け車を走らせるのであった。
To Be Continued
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