マドンナとの同居生活は大変です 34話
それからしばらくし
久保:○○君出来たよ〜。
皿に綺麗に盛られ、程よい焼き加減のギョーザを運んでくる史緒里。
○○:おぉ、めっちゃ美味そうですね。
久保:でしょ?
○○:それじゃ冷める前に食べましょっか。
久保:だね。
と2人はダイニングテーブルに向かい合うように座り
"いただきます"
食べ始める。
久保:どう?
○○:ん!めっちゃ美味いです!
これ中に入ってるのなんですか?
久保:白菜だよ。
○○:なるほど。珍しいですね。
久保:我が家では定番になってるんだけどね。
○○:これマジでめちゃくちゃ美味いです。
久保:作りすぎってぐらい作っちゃったから沢山食べてね?
○○:史緒里さんも一緒に食べましょ。
久保:うん。
と史緒里も1口運ぶ。
久保:ん〜…この味だなぁ。
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それからあっという間に食べ終わり
○○:ご馳走様でした。
久保:食器は洗っとくから先にお風呂入ってくる?
○○:お風呂までは申し訳無いですよ。
久保:いいから、入ってきて?
半ば無理やり浴室へ連れていかれる○○。
○○:じゃあありがたく使わせてもらいますね?
久保:うん。着られそうな服後で持ってきてくね。
○○:ありがとうございます。
そして○○は服を脱ぎ風呂へ入っていく。
久保:…今日でちゃんと教えないと。
史緒里は何かを企んだように呟く。
それから数十分後。
○○:お風呂ありがとうございました。
浴室からリビングへ戻ってきた○○。
久保:おかえり。
そして先程のようにソファに腰掛けると
久保:○○君…
○○の膝の上に座り、顔の距離はわずか数センチ。
○○:史緒里さん…?
久保:私は○○君の彼女だよね…?
○○:そうですけど…一旦落ち着いてくださいよ…?
久保:なら私の事だけ見てよ…私の事だけ考えてよ…
○○:ちょっ…史緒里さ…
○○の静止の言葉を止めるように唇を奪う。
久保:私は○○君の事が大好きなの…なのに…
○○:とりあえず一旦落ち着きませんか…?
ほら…テレビつけたら面白い番組やってるかも…
久保:話を逸らさないで。
○○:史緒里さん…
久保:ほら…触って…?
史緒里は○○の手を自らの秘部に当てさせる。
久保:○○君の事考えてたらこうなっちゃったの…
○○:これ以上はほんとにまずいですって…今ならまだ…
久保:うるさい。
史緒里は再び○○の唇を奪う。
久保:お願い…私だけを愛して…?
○○:…せめて場所変えませんか…?
久保:…ごめん。着いてきて。
そして連れていかれたのは史緒里の部屋。
久保:○○君…
史緒里はそのまま○○をベットへ押し倒す。
久保:もっと○○君の事が知りたい…
もっと好きって…愛してるって言って…?
それから1晩。
史緒里の部屋から男女が愛し合う音が聞こえ続けていた。
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翌朝。
久保:ふふっ…可愛い…
○○:んん…史緒里さん…
久保:○○君おはよ。
隣には生まれたままの史緒里。
久保:昨日はありがとね。○○君が求めてくれて嬉しかったよ。
史緒里は○○の胸に顔を埋め告げる。
久保:○○君…好き…
○○:俺も…
けれど○○はそれ以上の言葉を発することが出来なかった。
久保:そろそろ起きなきゃだね。
私先にリビング降りてるね。
と史緒里は適当に服を着て先に部屋を出ていく。
○○:いいんだよこれで…
○○も制服に着替え史緒里を追うようにリビングへ向かう。
すると
久父:君が史緒里の彼氏かい?
○○:えっと…
久保:私のお父さん。明け方帰ってきてたみたい。
○○:そうだったんですね。
史緒里さんとお付き合いせてもらってる山下○○と言います。
昨晩はお邪魔させていただきすみませんでした。
久父:そんな謝らなくても大丈夫だよ。
ただ、私から1つ。
○○:はい?
久父:史緒里の事よろしく頼むよ。
久保:ちょっと…お父さん…
○○:…はい。
それじゃ俺はそろそろ帰りますね。
久保:なら玄関まで送るよ。
○○:ありがとうございます。
と玄関へ移動する2人。
○○:昨日はありがとうございました。
久保:ううん…私こそ無理やりだったのにごめんね。
○○:いえ。それじゃまた。
久保:うん。気をつけて帰ってね。
○○は史緒里に見送られ1度自宅へ戻る。
ことは無く。
○○:俺は何をこんな悩んでんだろうな。
家の近くのブランコに腰掛け小さく呟く。
すると
??:あれ?先輩?
○○:ん?って"さくらちゃん"か。
To Be Continued