コロナ罹患

クリスマスが終わって、喉の痛みを感じていたらコロナにかかっていた。
たった一夜で起き上がるのも難しいくらい全身が痛んで、なんとか病院にいったら検査キットにはっきり線が出ていた。
一人暮らしなので実家に帰る予定だったが、帰省を予定していた日はまだ待機期間にかかっていたし、体感として今回の症状は重かったので諦めた。
咳をして、痰を吐き、毛布と布団にくるまってひたすら眠る。
カロナールが喉の痛みを和らげてくれるのをなにより有難く思った。
起き上がれるようになってくると、ひとり部屋にいるのがひどく寂しく感じる。
思い立ってXで「コロナ ひとり」と検索してみると、年の瀬に同じようにコロナにかかった人が、ひとりで過ごす様子が出てくる。
こういうゆるやかな連帯に慰められている。
土気色だった顔に少しずつ赤みが戻ってきて、徐々に体からウイルスが抜けていっているのを感じる。
年明けは楽に呼吸ができればいいと思う。

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