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une fêteのアクセサリー

先日、橙書店で une fête (ユヌ フェット)の展示会があった。
une fête のチバさんについては、橙書店の店主田尻久子さんの著書に何度か登場していて、知っていた。
それに、田尻さんがよく身に着けているアクセサリーはだいたい une fête のもので、(それ素敵ですね、と聞くとチバさんが作ったものだと教えてくれる)この1年ほど気になっていたのだった。

私が展示会に行けたのは8月7日の水曜日だった。その日はノー残業デーだったので、定時に会社を出て真っ直ぐ橙書店へ向かった。
会場である小部屋に着くと、中には誰もいなくて、ひとまず手前にあるアクセサリーから順番に見ていくことにした。
フライヤーにはカラフルなビーズのネックレスが載っていたけれど、それ以外にも真鍮やシルバー、天然石など様々なアクセサリーがあって、キラキラしてとても美しかった。
うっとりしていると、チバさんが登場した。目があってお声をかけていただいたとき、その明るい雰囲気にまるで夏の太陽みたいだと思った。
ウロウロしている私に試着を勧めてくれるチバさん。まずは気になっていた桃色と緑色のビーズのネックレスをつけさせてもらった。明るくてかわいらしい印象のビーズ。素敵だった。
次にはカラフルな淡水パールのネックレス。かわいい、と言いながら作った、とチバさんが言うように、落ち着いていながらとびきりキュートなネックレスだった。こちらも素敵。
最後に、ハーキマーダイヤモンドのネックレスを着けさせてもらった。鏡を見ると、キラキラと輝くハーキマーダイヤモンドの煌めきに魅了された。どうしても外したくなくて、こちらを購入することにした。
展示会が終わってからのお渡しになります、と言われて、そうかとひとまずお返しして、橙書店でお会計。
数日前に訪れたばかりだったので、なんとなく気恥ずかしい気持ちになりながら田尻さんに会計してもらった。

展示会が終わって、8月15日の木曜日に仕事終わりに受け取りへ。お茶をして帰ろうかなと思ったけれど、お盆休みでお店は賑わっていたらしく、喫茶はすでに終了していた。
田尻さんからネックレスを受け取る。包装が素敵でおもわず声をあげる。
「チバさんは本で読んでいたよりもずっと素敵でした」と伝えると、嬉しそうに田尻さんは笑った。
大切にしていきたい宝物がまたひとつ増えた。

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