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さよなら原チャ
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ホンダが50cc以下の原付きの発売の終了を発表しました。
このあいだのブログにも書いたんですが、僕が初めて原動機付の乗り物を手に入れたのは高校を卒業した18歳のときです。
今の僕は自転車でもどこへも行けると考えてるんですが、当時は自転車にも乗ってなくてとにかく一刻も早く原付きが欲しかったことを思い出します。
はじめて自分のバイク(CB50JX)を手に入れたときのことは今でもありありと思い出せます。たぶんあんなにワクワクしたのは生涯でもそうなかったんじゃないかと思います。
「自分だけの力でどこにでもどこまでも行ける」
自由を手に入れたという高揚感!
今から考えると僕の原付き時代は美術の予備校に通ってた1年足らずで、大学進学と同時に250ccのバイクを買っちゃったんであっという間なんですけどね。
それでも原付き時代の記憶は僕を構成する要素の中でかなりの割合を占めていて、いまだになにか新しい発見を求めてうろつく癖は治っていません。
はじめてひとりで瀬戸内海の島々を走ったことや、夜中にフラフラと走り回ったこと、なんの知識もないのに友達とエンジンをバラしたことなど今もいろいろ思い出します。
軒下においてある埃をかぶったシャリィとか納屋に置きっぱなしのスーパーカブなど、ごくごく当たり前だった風景がいつしか失われていくのかと思うと少し寂しい気もしますが、人の生活から牛や馬がいなくなったのと同じようにそれが普通になっていくんでしょうね。
今までいろいろありがとう。
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