「読書人」氏は鏡に映った己を攻撃していた?

自らを論争家で論理的思考の持ち主であると称する「読書人」氏。
彼のnoteにコメントを寄せたところ、激烈な表現で侮辱・罵倒されたことは前に書いた。以来「読書人」氏に興味を持ち、暇な時に彼のnoteを訪れるようになった。「読書人」氏は自分語りをする性癖があって、個人情報を不特定多数が閲覧する可能性のあるnoteに書いてくれていたから彼の人間性の輪郭を掴むことができた。

分かったことは、彼が独身のまま60歳を迎えた男だということ。
高校卒業後、就職浪人をして、大阪府警に採用されたこと。(出版・印刷・書店関係者だと推測していたが、元警官だったとは)
早く仕事を辞めたかったが同居する母親が生きている間は辞められず、その母親が亡くなったのを奇貨として早期退職したこと。
母親の葬式をしなかったこと。
ほとんど外出しない生活を送っていること。
「ネトウヨ」を敵視していること。
重度のアニメおたくであること。

私がなぜ「読書人」氏の経歴を並べたのかというと、もしかして彼は自らをひどく恥じているのではないかと考えたからだ。

彼は私に対して次のような侮辱と罵倒をしてくれた。

『そんなんだから、いい歳になっても、無知なバカなんですよ。せめて月に1冊くらいは、活字本も読もうね。』
『脳みそだけ幼児の、肉体高齢者である古典的な「ネトウヨ」さん(笑)。』
『人生の負け犬』
『いや、君の人生そのものが、時間の無駄なんだよ(笑)。』
『犬のクソほどの脳みそと倫理観しか持たない君が、』
『負け犬高齢者の「ネトウヨ 」くん。』
『犬のウンチみたいな「ネトウヨ 」おじさんが、』

私は不思議に思った。「読書人」氏は私の個人情報など何一つ知らないのだ。にも関わらず私が『高齢者』であると断定している。私は「読書人」氏の根拠のない断定を受けて戸惑った。「この男は私を他の誰かと勘違いしているのではなかろうか?」と。

しかし、前述のように「読書人」氏の経歴を知ると、彼の侮辱・罵倒は彼自身に向けられたものであることが分かる。『高齢者』と「読書人」氏は決めつけているが、これはまさに60歳の彼自身のことだ。『人生の負け犬』『人生そのものが、時間の無駄』『犬のクソほどの脳みそと倫理観』『負け犬高齢者』『犬のウンチ』という文句についても同じだ。「読書人」氏は鏡に映った己の姿に斬りかかっていたのだ。

私は人様の生き方をとやかく言う趣味はない。「読書人」氏の経歴についても腐したりしない。彼が母親の葬式を出さなかったことについても文句をつける気はない。しかし「読書人」氏が奉職していた警察官の視点から自らの来歴を眺めたらどうだろう。同居する母親に頭が上がらず、結婚相手もなく60歳になり、家に引きこもる生活を続け、ほとんど誰も読まないような駄文をnoteに投稿するため毎日異常な時間をかけて作成しているような人間は『脳みそだけ幼児の』『負け犬高齢者』に見えるかもしれない。母親の葬式すらしなかったとなると社会不適応の落ちこぼれ、人間のクズと評価されるのではないだろうか。

もしかしたら「読書人」氏は現役時代、同僚や上司から暗に或いはあからさまに軽蔑嘲笑されていたのではないか。これは大いにあり得ることだ。警官は上司や部下との人間関係のストレスで頭がおかしくなってしまう場合があるらしいが、重度のオタクの「読書人」氏も職場でいじめられて脳が壊れたのかもしれない。

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