舞い降る風

忘れてた
あとストック切れてた
あと一ヶ月半持つのだろうか
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見えない手と手を握り合って
空気に舞う風
降りて、上がって、また降りて
レースのような柔らかさを振りまいて
千切れて一つになって数え切れない量になって
測り切れない大きさになって
見えるものを揺らして
存在を誇張する
周りの気温に染まって舞う
水色の空気

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