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免許合宿のはなし 1

みなさんはじめまして。学部1回の中沢です。熊野寮祭のアドベントカレンダーを書いてみない?と誘われてその気になったので、今年の夏休みに免許合宿に行った話をしようかと思います。あまりまとまった文章を書いてこなかったので読みにくい部分もあるかとは思いますが、よろしければお付き合いください。(というのは嘘です。2回です。寮祭のアドベントカレンダーでもありません。今年ではなく去年です。ごめんなさい。放っておいたらこんなに時が経ってしまいました。)

出発

 夏休みも半ばにさしかかった9月5日、私は長崎県佐世保市に向かって出発した。免許合宿のメンバーは寮の同期8人。(たぶん。間違ってたらごめん。)日程の都合で先発・後発に分かれていて、私は後発部隊だった。

 京都駅から夜行バスに乗り込み一晩かけて九州へ向かう。夜行バスでは全く寝られなかった……。今までは夜行バスに乗ったことがなく、なんとなくいけるだろうという根拠のない自信を持っていたが無理だった。まず姿勢がきついし周りに知らない人間もいたら寝られるわけがないんですよ。もう使わないぞと心に決めた。(と言いながらお金がなかったら使うんだろうな。)

 この移動中はとても深夜テンションになってしまったのをよく覚えている。普段と違い周りの人と喋るわけにもいかなかったので消灯するまではスマホをポチポチしてツイッターをしていた。私は夜遅くまで起きていると判断力が低下し周りの人たちへの愛を叫び始めるといった習性があるのだ。例に漏れずその日もツイッターで好きな人たちへの愛を叫んでいた。思い返すととても恥ずかしいのでこういうことはやめたいのだが、今に至るまで何回も同じようなことをしているうえに何一つ改善点がみられないので今後もしつづけるだろう。

ほぼ睡眠はとれなかったが、朝になったら長崎についていた。九州初上陸である。駅のすぐ外に海があった。海の近くの椅子に座り不足書類を書き、(これ確か書類不足してたの複数人いたよな……。どうして?)迎えに来た教習所の人の車に乗り込んだ。長崎はやはり坂が多いらしく、佐世保駅の前には斜面が広がっていた。駅から教習所までの道には、基地とか造船所のようなものとかが色々あって目新しかった。今度また行ってじっくり見てみたい。そういえば陸軍は既存の都市に進出して、海軍は新たな都市を作る傾向にあるそうですね。

その日は教習所の寮に入って、なんかわからないけど開始の式みたいなのに出て、適正検査を受けて終わった。適性検査を受けるということで、「私の生来の鈍臭さが炙り出されてしまう……!自分でも見て見ぬふりしてきたのに……」とかなり不安だったのだが、蓋を開けてみたら思いの外いい結果だった。これには結構驚いた。鈍臭さバレなかった……!セーフ!そこで私は調子に乗り、自分運転上手いのでは……?とまだ運転したこともないのに車をブイブイ言わせている様子を想像したりもした……、が、これは想像に終わった。実際どうだったのかは知っている方も多いだろう。ド下手である。最初は、適性検査ってあんまり参考にならないのかもしれないな……程度のことを思っていたが、それが確信に変わるまでそう長くはかからなかった。ただ、短所として虚飾心が強いところが挙げられていて、そこは結構当たっていた。(なんで適性検査めっちゃよかったのに運転めっちゃ下手なのか一回ちゃんと考えてみたいな、今度やろう。)


とまあ、こんな感じで書いていこうかなと思います。次回以降も乞うご期待〜!


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